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第21話 たまハーバースクール学園祭 パート1 中編
茶華道部


ユリ「そういえばはふらわっちは初めてよね?お茶会は」

ふらわっち「あ、はい」

ケン「確かふらわっちは午前中だけだったね!僕は後半だから時間になったら交代するよ」

ナツミ「そういえばふらわっち着物は大丈夫?」

ふらわっち「あ、いけない…」

ユリ「そうだろうと思って…はい!」

ユリはふらわっちにふらわっち用の着物を手渡す

ふらわっち「これって…私のですか?」

ユリ「えぇ!実はこの着物私がふらわっちの為に買っておいたの」

ふらわっち「あ、ありがとうございます」

ユリ「部長として当然のことをしたまでよ。それにこれはたけお君に頼まれたことなの」

ふらわっち「え!?たけおが?」

ユリ「えぇ」

回想

たけお「ユリ先輩これ」

ユリにお金を渡す

ユリ「これって…」

たけお「これでふらわっちの着物を買ってあげてください。サイズはこれを」

最後に紙切れを渡す

ユリ「でもどうして私が」

たけお「部長だからですよ。部長としてそのぐらいのことはしてあげてください。ヘヘッ」

ユリ「今回だけですよ」

たけお「ありがとうございます。それでは…」

ユリ「もう…」

現在に戻り

ユリ「私らしいことをしてくれってたけお君がね」

ふらわっち「もう…」

ケン「たけおらしいな。本当にたけおはふらわっちのことが好きなんだな」

ふらわっち「ちょっ…ちょっとケン先輩!!」

ナツミ「え!?そうだったの?」

ユリ「えぇ!実はふらわっちもたけお君のことが好きなのよ」

ふらわっち「ユリ先輩まで……恥ずかしい…」

3人「アハハ」

ユリ「お話はここまで!さぁ練習よ」

みんな「はーい」

それぞれ練習に励む


その夜学生寮の食堂にて


たけお「ふぁ〜眠い」

たけおは一人席に座っていた

ふらわっち「たけお!」

するとそこにふらわっちがやってくる

たけお「あぁふらわっちかどうした?」

ふらわっち「着物ありがとう!先輩から聞いたよ」

たけお「そうかユリ先輩が買ってきてくれたんだな!」

ふらわっち「でもどうして先輩に頼んだの?たけおが直接渡してくれても良かったのに」

たけお「部長としてそのぐらいはしてもらわないとなと思ってさ。それに俺は茶華道部のメンバーでもないからちょっと茶華道部の部長に失礼なことしちゃったかなってちょっと反省してるんだ」

ふらわっち「そんなことなかったみたいだよ。だって着物を選ぶの楽しかったって先輩言ってたから」

たけお「そうか良かった!ところでふらわっちはどうしてここに?」

ふらわっち「帰るのが遅くなっちゃってさっきお風呂に入ってきたところだったの。そしたら食堂にたけおがいたから話しかけたの。たけおはどうしてここに?」

たけお「俺も帰りが遅くなって今から夕飯を食べるところだったんだ」

ふらわっち「そうだったんだ。邪魔しちゃったかな?」

たけお「大丈夫さ気にしなくていいよ」

ふらわっち「ありがとう。じゃあ私行くね」

たけお「あぁまた明日」

ふらわっち「うん。また明日」

ふらわっちは508号室へと戻っていく

たけお「さて何か食べて今日は早く寝よう」


それから一週間後学園祭の準備が始まった


後編に続く

21/04/04 21:21更新 / エムビー
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