連載小説
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結果発表!



射命丸「さぁ、皆さんエンブレムやエンブレムのレベル上げをして、全員別々に盗賊のアジトへ向かっております!」
盗賊のアジトにて
ミミ「ははは!盗賊と言ったら、やっぱりあたしでしょ!どんな奴らが来るかは知らないけど、絶対負けない!」
鈴仙「初登場のせいか、えらく気合入ってるわ……」

そして、誰かがアジトに入る
レイ「やっとここまで来れた…!」

レイ
【エンブレム】
コトネ:Lv100

射命丸「1番最初に到着したのは、レイさんです!レベルもしっかり上げております!」
ミミ「誰かと思ったら、子供じゃない。残念だけど、アンタじゃああたしを倒せないよ?」
レイ「うるさい!やってみなくちゃわからないだろ!」
リーア「おっと、その戦い混ぜてもらいますよ」

リーア
【エンブレム】
アリス・モータル:Lv40
ジャンヌ・ベルセルク:Lv60

射命丸「ここでリーアさんも到着だー!!」
鈴仙「うまくレベルを上げてるわね」

ミミ「何人相手でも、結果は変わらない!」
そうして、部下がレイ達に襲いかかるが、2人は簡単に倒して行く
ミミ「なかなかやるようだけど…!」
ミミはレイに向けてナイフを投げた…そのまま真っ直ぐ飛び

















砂煙が舞う
ミミ「…あれ?ナイフ投げただけで、こうなる?」
と思っていると、砂煙から大きな影が見える……

その砂煙が消えて姿を現したのは……植物でできた巨大な人形だ
ミミ「」

シグナ「なんとか間に合いましたね…!」

シグナ
【エンブレム】
シュガー・キャロル:Lv100
風見幽香:Lv100

射命丸「なんとなんと!シグナさんだぁ!とんでもなく強力なエンブレムを持ってる上、レベルがエグいです!!」
レイ「なんだその最悪な組み合わせ!初登場のミミが放心状態になってる!!」
ミミ「平気平気、こんな相手、何度も相手したことあるから」
めちゃくちゃ声が震えてます。

アレックス「どうやら、間に合ったみたいだな…」

アレックス
【エンブレム】
椿:Lv100
Proto emblem 01:Lv100

射命丸「ここでアレックスさんも乱入!ですが、あのエンブレムは一体…?」
鈴仙「私もわからないけど…狗神バージョンの椿さんみたいになってる…!」

リーア「アレックス…!」
同じチームだが、敵対してる上最初に切り捨てられた恨みも重なり、アレックスに敵意を向けるリーア。関係ないが、この2人の出て来たときのクールさは、何処へ?

アレックス「引っ込んでろ、コイツは俺が仕留める。」
リーア「させませんよ、そんなことは。」
シグナ「レイ、見てください!幽香さんのエンブレムを使うと、薬草や毒消し草が自由に手に入れられるんですよ!というやけで、毒消し草をどうぞ!」
レイ「いや、もう遅いよ……」
吸い込まれるようにギャグ展開に。

レイ「いや、そんなことより盗賊を倒さないと!」
射命丸「どうやらレイさんだけは目的を忘れてない様子!すごいちびっ子です!」
レイ「お前後で覚えとけよ…」

ミミ「ふふ、いくら集まったところで、変わりはしないよ!まだ仲間も残ってr」
シグナ「あ、ごめんなさい。仲間なら倒しちゃいました。」
ミミ「」





































ミミ「待って、話せばわかr」
ここから、4人の容赦ない大技の雨あられ。
もうミミは倒したにも関わらず、流れるようにアレックスとリーアの死闘になり、それを止めるためにレイとシグナも参戦して大技の大盤振る舞い。いや、もう混沌(カオス)
その混沌の果て、何と…!
























スタジオも何もかもが壊れました。

射命丸「……えー、鈴仙さん。最後に何か、どうぞ。」
鈴仙「今年もよろしくお願いします、皆さん。」















収録後

ミミ「やっと終わった…ていうか、なんでついてくるの?」
ザック「ついてきてるつもりはねぇ。帰る方向が一緒なだけだろ。」
ミミ「じゃあもっとスピード落としてよ、あたしが先に行くから。」
ザック「ふざけんな、俺が先だ。」
言い争いながら早歩きで帰ってる2人。
だが、2人ともすぐに減速。そこから2人無言で歩いている…

ミミ「……さむ……」
それもそうだ、冬の空の下、そんな格好で歩いて入れば当然寒い。
ザック「年がら年中そんな格好してるからだろ。」
ミミ「うるさいなぁ、あんたには関係ないじゃん。」
そう言って横目でザックを見ると、ザックは見えず、代わりにザックの来てた上着が見えた。ザックが上着を差し出してる。
ミミ「…なに?」
ザック「これでも着とけ。風邪引くぞ。」
ミミ「は?…なんで」
ザック「一緒に帰ってるつもりじゃねーけど、風邪引かれたら後味悪いからな…」
ミミ「……」
ミミは黙って上着を受け取り、羽織る。

ミミ「……ありがとう」












射命丸「いやぁ、あーいうのは見てていいですねぇ」
青猫「そーだねぇ」
2人が物陰に隠れて見ていた。

今年もいい一年でありますように。

17/12/31 22:26更新 / 青猫
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