パート２の続き



ふらわっちの家



ままふらわっち「じゃあ買い物に行ってくるわね」

きざっち「うん。留守番は僕とパパに任せて」

ままふらわっち「じゃあお願いね」

きざっち「いってらっしゃい」

ままふらわっちは一人で買い物へ出かけた


それを見ていたマキシスは行動を開始した


マキシス「よし作戦開始だ」

見つからないようにあとをついていく

しばらくするとままふらわっちはたまデパの中へと入っていく

マキシス「うむ……さすがに人が多い……これでは目撃者が増える一方だ」

しばらく隠れ様子を見る

マキシス「まだ出てこないのか……おっと」

するとままふらわっちが出てくる

マキシス「人が多いところを歩くな…くそぉ」

その後フラワーヒルズの人混みの離れた場所をままふらわっちは歩いていく

マキシス「よし…今なら……っ！」

どこからともなく銃のようなものを取り出しそれをままふらわっち目掛けて撃つ

ままふらわっち「きゃああぁぁぁｌ！！！！」

するとままふらわっちは苦しみながら倒れてしまう

マキシス「ふっ…上手くいった…さぁもがき苦しむがいい…私が作った毒を味わうがいい…フフフ…フハハハハ！！」

マキシスはその場から姿を消す

それから数分後


ふらわっちの家


きざっち「母さん遅いな…」

ぱぱきざっち「僕が見てこよう」

きざっち「僕も行くよ」

二人はままふらわっちを探しに行く。するとままふらわっちが倒れているところを目撃する

きざっち「あっ！母さん！！」

ぱぱきざっち「どうしたんだいママ！？ママ」

ままふらわっちの返事がなかった

ぱぱきざっち「大変だ。パパは救急車を呼ぶからきざっちは急いでふらわっちとたけお君に連絡するんだ」

きざっち「うん」

きざっちは電話ボックスからふらわっちとたけおに電話する


たまカフェ


ラブリっち「それでいろいろ大変だったんだから」

みんな「アハハハ」

ラブママリっち「たけお君！ふらわっち電話が来ているわよ」

ふらわっち「私達に？」

ラブママリっち「なんでも急いでいるみたいで早く変わってほしいみたいで」

たけお「行こう」

ふらわっち「うん」

電話に答える

ふらわっち「もしもし」

きざっち「あ、ふらわっちか！たけおお君も一緒にいるかい？」

ふらわっち「うん。どうしたの？そんなにあわてて」

きざっち「それが大変なんだ！！……母さんが道端で倒れていたんだ」

それを聞いたふらわっちはかなりショックを受けた

ふらわっち「え……」

受話器を落としてしまう

たけお「それは本当なんですか？」

たけおが代わりに受話器をとる

きざっち「あぁ今父さんが救急車を呼んだところだ。とりあえずたけお君とふらわっちはたま病院に急いできてくれ僕もすぐに行く」

たけお「わかりました」

電話を終える

ラブママリっち「電話はなんて？」

たけお「ふらわっちの母親が道端で倒れて今救急車を呼んだみたいで俺とふらわっちは今からたま病院へ向かわないといけないんです」

ラブママリっち「それは大変ね…」

するとその話を聞いたみんながやってくる

まめっち「えぇふらわっちのお母さんが！？」

ラブリっち「ふらわっち元気を出してきっとふらわっちのお母さんは大丈夫よ」

けいすけ「あぁラブリっちのいう通りだ」

ふらわっち「みんな…」

たけお「ふらわっちとりあえずたま病院へ向かうぞ」

ふらわっち「うん」

ラブリっち「待って！二人とも早くラブリンカーに乗って」

ラブリっちがラブリンカーを用意する

たけお「すまん助かる」

ふらわっち「ありがとう」

二人はラブリンカーに乗る

まめっち「僕も一緒に行きます！」

けいすけ「俺もだ」

ふらわっち「みんな…ありがとう」

二人もラブリンカーに乗る

ラブママリっち「ラブリっち気を付けていくのよ」

ラブリっち「うん。じゃあ行ってきます」

ラブリンカーでたま病院へと向かっていった

ラブリっち「ラブリンカーお願い！急いでたま病院に向かって」

それを聞いたラブリンカーはたま病院へと急いだ


たま病院


ラブリっち「ついたよ！二人とも」

たけお、ふらわっち「ありがとうラブリっち」

二人はダッシュで院内へと入っていった

まめっち「行ってしまいましたね」

けいすけ「それだけ心配なんだよ…あの二人は」

ラブリっち「私たちも行きましょう」

二人「うん」

３人は中に入りロビーで待つことにした


手術室の前にはきざっちとぱぱきっざっちが座っていた

ふらわっち「あ、パパ！お兄ちゃん」

きざっち「ふらわっち、たけお君」

たけお「それでままふらわっちは？」

ぱぱきざっち「それがまだなんだ」

たけお「そうですか…心配だな」

きざっち「そんなことになるんだったら僕も買い物に付き合っていれば」

ぱぱきざっち「起きてしまったのは仕方ないさ…僕も気にしていればよかった」

ふらわっち「パパ…お兄ちゃん」

たけお「しかし何故道端で……ままふらわっちは持病とかは持っていないんですよね？」

ふらわっち「ママは持病なんてなかったよねパパ」

ぱぱきざっち「ふらわっちのいう通りだよ。ママは持病なんて持っていなかった」

たけお「じゃあ変だな…いきなり倒れるなんて」

ふらわっち「確かに…」

すると手術室から医者が出てくる

ぱぱきざっち「先生容態はどうなんですか？」

医者「幸い一命は取り留めましたが今だ昏睡状態です」

ぱぱきざっち「そうですか」

たけお「すみません症状はどんな感じなんですか？」

医者「それなんだがね。彼女の体から毒の成分が出てきたのだよ」

たけお「毒！？」

医者「えぇ…非常に強い毒です。しかしこの毒を取り除く方法がいまだ見当もつかないのです」

たけお「そうですか…ままふらわっちを必ず助けてあげてください！！お願いします」

ふらわっち「たけお……私からもお願いします！！」

きっざっち「お願いします」

ぱぱきざっち「僕からもお願いします」

医者「わかりました。我々も全力を尽くします」

医者がその場を去っていくとふらわっちは今までこらえていた涙を思いっきり流した

ぱぱきざっち「心配ないよふらわっち。きっとママは元気になるから」

ぱぱきざっちはふらわっちを抱きしめた

ふらわっち「うん……うん…」

たけお「とりあえず今日は帰りましょう」

ぱぱきざっち「そうだね。ふらわっち帰るよ」

ふらわっち「うん……」

ふらわっちは泣き止みみんなと一緒にその場を後にする


ロビーにて

まめっち「あ、たけおさんどうでした？」

たけお「かなり酷いみたいで今も昏睡状態みたいだ」

けいすけ「そうか…心配だな」

たけお「あぁ……しかし持病も持っていなかったのにいきなり倒れたことに少し違和感があるんだ」

まめっち「ままふらわっちがですか？」

たけお「あぁ…少し気になるんだ。まめっち明日少し付き合ってくれないか？少し調べたいことがある」

まめっち「わかりました」

ふらわっち「たけお私も連れて行って」

たけお「駄目だ。ふらわっちはままふらわっちのそばにいてあげてくれままふらわっちも安心するだろうし」

ふらわっち「……うん」

たけお「ラブリっちすまないが明日俺が戻ってくるまでふらわっちのそばにいてあげてくれないか？」

ラブリっち「うん。わかった」

けいすけ「俺もそばにいてやろう。もし何かあったら連絡する」

たけお「すまない二人とも。じゃあまた明日」

たけおたちはふらわっちの家へと帰っていった

まめっち「僕たちも帰りましょう」

ラブリっち「送っていくよ。まめっち」

まめっち「ありがとうございます。ではお言葉に甘えて」

まめっちはラブリっち、けいすけと一緒にラブリンカーに乗りそれぞれ家へと帰っていった


中編に続く