連載小説
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第8話







いつも通りに朝が来て、いつものように目覚める…いや、大迷惑な目覚ましがなかった分、いつも通りでは無い。
まだメアは起きてないのだろうと思い、朝食を作ってから起こしに行こうと思うアリス。朝食はすぐにできたため、メアをおこしにいく…
アリス「…あら」
メアの部屋がある廊下に入ると、そこにメアがいた。扉を背中に向けるようにして、目の前をじっと見ている。
アリス「なんだ、起きてたのね。メア」
メアに近づき話しかける














アリス「!」
こちらを無言で見るメア。…何故だろう…いつものメアに見えなかったような気がした……
アリス「…メア……?」
メア「……」
メアの名前を呼ぶと…
メア「あ、おはようございます!いやぁ、今日もいい天気ですねぇ!」
と、いつもと同じメアの顔になった。笑顔で軽く背伸びをしている。
アリス「メア…?今、あなた…」
メア「…?どうかしましたか?私の顔に何か付いてますか?」
不思議そうな顔をして背伸びをやめて、近くの鏡で自分の顔を確認する。「わ、顔洗わないとですね…」などと言ってる。
…見間違えかしら……

メア「アリス、私の顔に何も付いてませんよ?」
アリス「ごめん、見間違いだったわ。それより、朝ご飯できてるから食べましょ?」
メア「はい!」
笑顔でアリスについていくメア























朝食を食べ終えて、アリスが
アリス「ちょっと、人里まで買い物してくるわ。すぐ戻ってくるから、お留守番お願いね?」
メア「は〜い……」
みかんの皮をとんでもなく綺麗に剥こうと頑張ってるメアにお留守番を頼んで、人里へ向かうアリス。
メア「やった!すごく綺麗に剥けました!」














そして30分後、アリス家に向かってる2つの人影…それは
にとり「ちょっと文、今からメアに会いにいくんだから、ついてこないでよ」
射命丸「別に、にとりさんについていってるわけではありません!メアさんに取材するために、アリスさんの家に向かってるんです!」
そう、パパラッチと拉致だ。
にとり「だったら尚更来ないで、私のは大切な用事なんだから」
射命丸「私のだって大切な用事ですよ!にとりさんのはどうせ、メアさんを分解してあれやこれやを調べるためでしょ!」
にとり「それの何が悪い!」
射命丸「開き直るんですか!にとりさんが分解した後で取材なんかできないでしょ!」
にとり「うるさい!とにかく私が先に行く!」
射命丸「いいえ!ここは私が先に行くんです!だいたい私はあれですよ、青猫さんの代理としてもいろいろ活躍してますし、キャラが濃い青猫キャラを裏でまとめてたりするんですよ!私が優先でしょ!」
にとり「青猫の代理とか言ってる割には、文が主役の話一本も無いし。」
射命丸「そんなこと無いですよ!いや、今はありませんけど、きっと私が大活躍する話を考えてるんですよ!そりゃ私が活躍するんですから、考えるのに時間がかかってるだけで…!」
にとり「ネタにしにくいから絶対考えてないよ青猫。それに、最近チャットにも顔出さずに、多目的室にばかり行ってるし。」
射命丸「チャットに行く行かないは人の自由でしょ!」
なんなんでしょう、この絵に描いたような醜い争いは。
そんな醜い争いをしながら、アリス家に到着する2人。
射命丸「こうなったら、先にメアさんを見つけた方が好きにするで文句ありませんね!」
にとり「いいよ、絶対私が早く見つかるけど!」
射命丸「いいえ!私です!」
そして拉致とパパラッチは、アリス家に不法進入。

にとり「どこだ!どこにいる!ここかな!」
射命丸「どこに!もしやここか!…おっと、見なかったことにしましょう」
2人とも全力でメアを探しているが、人の家の物を物色してるようにしか見えない。

メア「なにやら騒がしいですね…もしかして、アリスが帰ってきたんでしょうか?」
先程からありえないくらい綺麗に皮が剥けたみかんを見つめ続けていたメアが、物音に気づき部屋から出る。お気づきだろうか、30分もずっとありえないくらい綺麗に皮が剥けたみかんを見続けていたのだ。
メア「アリスー?帰ってきたんですかー?」
片手にみかん、片手にみかんの皮を持ってアリスを探す。
メア「ここでしょうか?」
扉を開けようと、ドアノブに手をかけようとする…だが、いきなり扉が開き
射命丸「あ、メアさん!よかった、探しましたよ!ちょっと、取材に協力してください!大丈夫です、すぐ終わるんで!」
メア「わー!!!??」
いきなり現れた上マシンガントーク。メアはびっくりして、ありえないくらい綺麗に皮が剥けたみかんを細かくせず一口で食べてしまい、パパラッチから逃げる。
メア「、び、びっくりした…何故めーまるさんがここに…」
近くの部屋に隠れようとして、ドアノブに手をかけようとすると、いきなり扉が開き
にとり「メア!よかった、ちょっとメアについて調べたいことがあるから、ちょっと協力してくれない!?大丈夫、すぐ終わるし痛く無いから!」
メア「わー!!!??」
いきなり現れた上マシンガントーク。メアはびっくりしてありえないくらい綺麗に剥けたみかんの皮を一口で食べてしまい(!?)、逃げようとする。
にとり「あ、ちょっと!すぐ終わるって!痛くしないって!」
メアの腕を掴んで、ある装置を出してメアにかざす。
かざすと装置から「ピピッ」という音が鳴る。
メア「え!?今何したんですか!?」
にとり「よし、あとは…」
射命丸「あ、にとりさん!先に見つけたのは私ですよ!」
にとり「そんなの知らないし、だったら見つけた時に言えば良いじゃん。」
射命丸「なにをー!絶対横取りするでしょ!」
にとり「うん」
射命丸「すんなり認めるんですか!!!」」
醜い争いが、メアを挟んで再開される。

射命丸「ともかく、私が先です!」
にとり「いや!私が先!私は一刻を争うんだから!」
射命丸「それを言うなら私だって一刻を争いますよ!他の人にネタを取られる可能性だってあるんですから!」
にとり「書いたところで誰も読まないでしょ!」
射命丸「読みますよ!読んでる人はいっぱいいます!」
にとり「どうだかねぇ、掃除だとか湿気対策だとか、紙飛行機にされんのがオチでしょ!」
射命丸「読んだ後なら問題ないんですよ!」
アリス「ていうか、私の家で何やってるの。」
射命丸「そりゃもちろん取材に」
にとり「そりゃもちろん分解に」

射命丸「」
にとり「」







2人はアリスに追い出されました。

メア「わー!怖かったですよー!」
アリス「よしよし、選りに選ってたちの悪い奴等が来てたからね…」


射命丸「もぅ、にとりさんのせいで取材し損ねたでしょう!」
にとり「それを言うならあんただって……はぁ…もういいや。一応収穫はあったし…」
先ほどメアにかざした機械を見る。
射命丸「それ、何ですか?」
にとり「これ?これは……あの半身ロボっ子の状態を見る機械だよ。」
機械には「Danger」と、結果が出ている…

にとり「…急がないといけない…」





次回!あたいが最強になる!(嘘)

17/06/25 11:17更新 / 青猫
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