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第14話 サッカー部への新たなマネージャー 後編
中編の続き


しばらくしてサッカー部以外部活動が終わる


帰宅中

まめっち「サッカー部まだ練習しているみたいですね」

ラブリっち「まめっち!」

するとラブリっち、たけお、けいすけがやってくる

まめっち「みなさん部活動終わったんですね」

たけお「あぁサッカー部はまだ終わらないのか?」

けいすけ「なんでもあと1週間後にたまワールドカップが開かれるみたいでな。それで練習が厳しくなってるとか聞いたな」

たけお「もうそんな時期なのか!くろまめっちも出てるんだ俺達も全力で応援しないとな

ラブリっち「うん。ところでたけおとけいすけは知ってる?」

たけお「何がだ?」

けいすけ「何を?」

まめっち「ふらわっちとピアニっちがサッカー部のマネージャーになったんです」

たけお「マネージャー!?ふらわっちとピアニっちが!?」

けいすけ「いや…知らなかった」

たけお「しかしマネージャーか…ふらわっちとピアニっち忙しそうだな」

けいすけ「確かにな…マネージャーとなると選手の健康チェックとかいろいろしないといけないからな」

たけお「そうだな………よし!」

たけおはダッシュして寮へと戻る

けいすけ「お、おい!待てよ!!たけお」

けいすけも慌てて帰っていく

まめっち「行ってしまいましたね。では僕たちも帰りましょうか」

ラブリっち「うん」


まめっちとラブリっちも自分たちの寮へと戻っていく


それから1時間後サッカー部の練習が終わる


ビリー先生「今日の練習はここまで!みんなしっかり休むように」

部員「お疲れ様でした!」

ふらわっち「今日は疲れたね」

ピアニっち「うん。ご飯食べて今日はもう寝たい気分」

ふらわっち「だけどこの後この汗でぬれたタオルを洗濯しないといけないからね」

ピアニっち「ランドリーってどこにあったっけ?」

ふらわっち「学生寮の1階にあったはずだよ。行こう」

ピアニっち「うん」

二人は学生寮にあるコインランドリーへと向かった

コインランドリー

ふらわっち「よいしょっと…」

タオルを洗濯する

ピアニっち「あとは私がやっておくからふらわっちは先に帰ってて」

ふらわっち「え!?…でも」

ピアニっち「私なら大丈夫だから」

ふらわっち「うん…じゃあ先に帰ってるね。また明日」

ふらわっちは先に帰っていく

ピアニっち「うん。またね…さてと」

洗濯が終わり続いて乾燥機で乾燥させる

ピアニっち「待つだけっていうのも意外と退屈」

たけお「ん?ピアニっちか」

するとたけおが入ってくる

ピアニっち「あ、たけお今乾燥機でタオルを乾かしているところなの」

たけお「そうか俺もけいすけに洗濯物を頼まれちゃってさ。今その洗濯物を取りに来たところだったんだ」

ピアニっち「そうだったんだ」

たけおは乾燥機から洗濯物を取り出す

たけお「ピアニっち疲れてないか?マネージャーの仕事で」

ピアニっち「ちょっとね…」

たけお「ほら」

ピアニっちにジュースを手渡す

たけお「疲れただろ?これ飲んで元気出せ」

ピアニっち「ありがとう」

たけお「そういえばふらわっちはどうした?」

ピアニっち「ふらわっちならさっき自分の寮に戻っていったよ」

たけお「そうか。ふらわっちもしっかりやっているみたいだな」

ピアニっち「うん。カメラや眼鏡とか用意しててやる気満々って感じで」

たけお「ふらわっちらしいや」

二人「アハハハ」

二人は笑いあった

たけお「眼鏡かけてたか?」

ピアニっち「うん。伊達眼鏡かけてたよ」

たけお「あれ俺が以前ふらわっちの家に滞在していた時にプレゼントしたものなんだよ。大事にしてたんだな」

ピアニっち「ふらわっちにいろいろプレゼントしてるんだね」

たけお「まぁ滞在していた感謝の印みたいな感じでたまにプレゼントしてたんだ」

ピアニっち「そうだったんだ」

たけお「おっと…すまないけいすけを待たせるわけにもいかないし俺はもう行かないと…また明日」

ピアニっち「うん。ジュースありがとう!また明日」

たけおは自分の部屋へと戻っていく

ピアニっち「さてと…もう乾いたかな」

乾燥機を見るとすでに乾燥が終わっていた

ピアニっち「ちゃんと乾いてる。また明日も使うから私の部屋で管理しておかないと」

ピアニっちは乾いたタオルを綺麗な袋にしまい自分の部屋へと戻っていった


508号室


ふらわっち「ただいま」

まめっち「あ、お帰りなさい待ってましたよ」

ラブリっち「お帰りふらわっち」

くろまめっち「お帰り夕飯出来ているみたいだぞ」

ふらわっち「え!?な、何なの?この夕飯」

夕飯がいつもより豪華になってる

ラブリっち「たけおと私が一生懸命作ったの!」

まめっち「とても美味しいですよ」

ふらわっち「たけおとラブリっちが?」

くろまめっち「俺も帰ってきたときビックリしたぞ。なんでも俺とふらわっちの為に作ったとか」

ふらわっち「ラブリっちとたけおが私たちの為に?」

まめっち「はい。くろまめっちとふらわっちがきっと疲れて帰ってくるのではないかと思ってたけおさんがラブリっちと一緒に体に良いお料理を作ってくれたんです」

ふらわっち「そんなことがあったんだ。明日お礼言わないと」

くろまめっち「そうだな。それより早く食べようぜふらわっち」

ふらわっち「うん」


くろまめっちとふらわっちはたけおとラブリっちが一生懸命手作りした夕飯を美味しくいただいたのであった


次回へ続く

21/03/27 12:35更新 / エムビー
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