連載小説
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桐生一馬編第一話前半「堂島の龍、輝日東に現る」
    ―――10月29日輝日東―――

???「ここが輝日東か…いい街だな」

彼は桐生一馬、背に彫られた宝玉を持った龍の刺青から「堂島の龍」「伝説の龍」「伝説の極道」と呼ばれる元ヤクザ。

若き頃から両親を亡くし神室町の固持の養護施設「ヒマワリ」に引き取られその創設者「風間新太郎」により幼少期のころから育てられてきた
数十人規模のギャングや極道を一人で相手取り全滅させる白兵戦術、100m11秒という走力、虎との力比べで勝つ力、銃火器の攻撃を簡単に避ける反射神経など超人的な身体能力の持ち主。本人の話によると、年を取るたびに強くなっているらしく、暴走族を潰し回っていた若い頃に比べても、今の方が強いと豪語している。その超人的な強さで数々のギャングチームや極道組織を叩き潰していることから、「年に1度神室町に襲来する天災」とまで評されている。
現在タクシードライバーの桐生一馬として輝日東に来ている
その理由は少し前桐生が働いていたタクシー会社福岡の永州タクシーでの話である…

    ―――10月27日永州タクシー―――

中鳩「おーい!皆―!ちょこっと話のあっけんちゃ!」

桐生「(ん?なんだ…)」

和田「社長、いったいなしけんしょうか」

中鳩「話っちゆうんは輝日東高校にワシん知り合いのおるっちゃけど、そん知り合いのウチん社員ば派遣しとってくれっち言うてきよったんばってん誰か行っちきんしゃいくれる?」

桐生「私が行きましょうか?」

中鳩「おお、鈴木さんほんなごとよかんやね?」

桐生「はい」

中鳩「鈴木さんば手放すんはさみしか気もしゅるばってん鈴木しゃんのそーゆうなら後悔はなかちゃ今日ん夜、わしらと一杯飲むんはどがんね?日は鈴木しゃんんケツん出勤だから思い出作っち後悔ん無かごと行っちほしかからね」

桐生「はい…ありがとうございます、確かに私は永州タクシーをやめるのは名残惜しいですがこれも社長の御知り合いのため、そのためなら私は後悔はありません」

中鳩「よかこつゆうね!やい今日ん夜また永州タクシーに集合だ!」

社員全員「はい!」

    ―――後半に続く―――
14/10/23 23:01更新 / アンフィニ
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