連載小説
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第3話
アリス「……」
朝の7時、リビングにパジャマで下りてきたアリス。リビングにはメアがいて、アリスに気づくとメア笑顔を向ける。
メア「おはようございます、アリス!朝ごはん出来てますよ〜」
アリス「えぇ、ありがと……」
自分の席に着き、メアも自分の席に着く。メアはアリスの顔を覗き込み

メア「どうしたんですか?元気がないみたいですけど…」
アリス「えぇ、まぁ……」
メア「何があったんですか?私でよければ相談に乗りますよ?」
優しく微笑み、相談に乗ると言う。それを見たアリスは笑みを浮かべ

アリス「ありがと…実は、これのせいで最悪な朝を迎えてね」
と、笑顔のまま壊れた目覚まし時計をメアに見せる。
メア「」























アリス「あ、そうそう。メア」
メア「はい……」
大きなたんこぶを作ってるメアに話しかけるアリス。
アリス「この後魔理沙の家に行くけど、一緒に行く?」
メア「魔理沙??魔理沙って、誰ですか?」
もうたんこぶが無くなってるメアは首をかしげる。
アリス「私の友人よ、やっと退院したみたいだからお祝いを持って行こうかと思って」
メア「なるほど!私も行きます、クラッカーも持って行きますよ〜!」
と、明らかにバズーカ的なサムシングを手にするメア。
アリス「置いていって」
メア「あ、信じてませんね!ちゃんとクラッカーですよ、派手な!」
アリス「本当?」
メア「まぁ、本物のバズーカ並みの威力はありますけど」
アリス「置いていって」



















魔理沙の家に着いたアリスとメア。魔理沙の家の前に立っており、呼び鈴を鳴らす。
「ハイ、今出マスよ」
中から魔理沙の声ではない声が聞こえた。魔理沙の家族にこんな声の人はいなかったような…なんだか機械っぽいとも思った。
扉が開く。そこには魔理沙ではなく、見知らぬ少女がいた。

「……どちらサマですカ?」
生を感じられないような顔で、2人を見る。
アリス「あ、えっと…魔理沙の友人よ。退院したって聞いたから、お祝いに…」
「……そうデスカ」
その少女は2人に背を向ける。
「案内シマス、ついてキテくださイ」
そう言って中に入る。2人はその少女についていく






























魔理沙「アーリースー!!!」

アリスの顔を見た瞬間アリスに抱きつく魔理沙。
アリス「ちょ、わかったから!わかったから抱きつかない!」
魔理沙「嬉しいぜ〜!あ、もう体は完全に治ったのぜ!」
ニッと笑いながら治ったアピールをして
魔理沙「にしても、椿の奴…私を一撃で倒すとはなぁ…」
アリス「…?」
魔理沙の呟きに小首を傾げるが、魔理沙にそれとは別の事を聞く。
アリス「ねぇ、魔理沙。あの子は…?」
と、先程案内してくれた少女を見て誰なのかを聞く。
魔理沙「ん?あぁ、エイルのことか?まぁ、いろいろあって引き取ってるんだぜ。アリスの方こそ、アイツ誰だ?」
エイルのことをじーっと見ているメアを見て誰なのかを聞く。
アリス「メアよ、いろいろあって引き取ることになったわ。あ、これお祝いに持ってきたわ」
魔理沙「おぉ、サンキュー!!やっぱ持つべきものはアリスだぜ〜!!」
アリス「ちょ、だから抱きつかない!それにそこは親友とか友でしょ!」


メア「………」
エイル「どうシマシタか?さきホドから、ワタシをジッと見ていマスガ」
メア「あ、えーっと……なんだか、どこかで会ったことあるかなぁと思いまして……」
メアの脳内にノイズが走る。何か、うっすらと見える……だが、メアはそのノイズを気にしてない様子だった。
エイル「そうデスカ?初対面だト思いマスよ?」
メア「そうですか…?」

魔理沙「バナナうめー!!」

アリス「うるさーい!」


今の発言で何もかもが台無しですね
メアは何故前に会ったことがあったと思ったかはわからない。けど、もうそれを気にしないことにした…


つづくのぜー!!

17/01/28 08:50更新 / 青猫
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