読切小説
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はっぴーにゅーいやああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああ!!!!!!!
青猫「あ、意外とタイトル長く書けるんだ?」
タイトルは悪ふざけと試しでやりました。

青猫「はーい、あけおめー。ね?マジあけおめー。」
伝わりにくいが、新年を祝う態度ではない。
青猫「はぁ…去年完っ全に厄年だったんだけど。これで厄年じゃなかったら、厄年には私死ぬわ、絶対。はぁ……もう戻れるわけないじゃん……」
そう、去年はリアルでもネットでも散々な目に遭ったのである。それでも、踏んでも踏んでもなかなかくたばらない雑草の如く生きてきたのである。そして、かなり荒んでる。
青猫「今年はいい年がいいなぁ…こう、気に入らないものがあったら、それがパッと存在ごと無くなるくらいの」
新年からかなり物騒なことを言っております。

青猫「ま、これ読んでる人の10割がどうでもいいと思うことだろうから、切り替えて行こうか〜、うん。」













青猫「はーい!というわけでね!年初めなので、いろいろやっちゃうよー!!」
読み返して思った、私は二重人格者ではなかろうかと
青猫「じゃあ!会場に映像を!○☆$%|〆*〜!!(聞き取れない)」
























射命丸「はい皆さん、あけましておめでとうございますー!」
会場の皆に向けてあけましてコール。
射命丸「はい、今回はですね!ちょっとした寸劇をやろうと思います!ではでは、あまり話が長いのもよくないのでやってきましょー!」


















シュガー「ふふ…まさか、君と一緒に語り手をするなんてね」
アリス「え、えぇ……」
今回の語り手は、人形使いの二人。
シュガー「えーっと、今回は桃太郎をやるのかな?楽しみ♪」
アリス「まともなことにならないのは確かね…まぁいいわ、桃太郎の始まりよ」

会場が暗くなり、舞台だけに灯りがつく。


シュガー「むかーしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。」
アリス「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。」

シグナ「いやぁ、今日は絶好の洗濯日和ですねぇ」
洗濯物を持ったシグナが現れる。
シュガー「なんかあのおばあちゃん、若くない?」
アリス「そういうこと言わない。」

シグナは洗濯を始める。
シグナ「今のご時世、洗濯は洗濯機が当たり前になってますよね?でも、昔はこの洗濯板でやってたんですよ?洗濯板のこの、凸凹してるところがあるでしょう?ここで洗濯物を擦って洗ってたんです。こういう風に、水の入った桶に入れて」

川上が桃が流れてくる。

シグナ「そうそう、この一番上のところが凹んでるでしょう?ここは、洗濯用の石鹸を入れるためで」
アリス「いや拾って!すごく勉強になる話だけど桃拾って!!」
シグナ「あら、なんでしょうあれ?まるで「桃太郎」という、男の子は大体「太郎」でしょという古い考えを押し付けた上桃から出てきたという理由で桃をつけた挙げ句の果てにきびだんごを持たせて全然戦力にもなりそうにない動物を仲間にして、その戦力にもならない動物にも負けるような鬼を退治するよう強要された男の子が入ってそうな桃ですね。」
アリス「全部言うんじゃないわよ!しかも解釈の仕方が歪んでる!」
シュガー「強靭な鬼達貧弱な人達に負けて、あの世へGO♪」
何故かラップが始まる。
シグナ「なんとか逃げ延び必死の生還、でもバナナの皮で滑ってあの世へGO♪」
シュガー「彼らの前世はやっぱ鬼♪」
シグナ「ぼっちな二人は赤と青♪」
二人「二人の最後はFarewell of tears♪yeah!」
桃が流れていった

アリス「なにやってんのあんたらぁ!!!!」

スタジオも完全にラップ仕様になってました。スタッフの悪ノリです

アリス「何桃をほったらかしてラップしてんの!しかも桃太郎の鬼と泣いた赤鬼の鬼は関係ないわ!」
シュガー「でもさ、新たな解釈があるからこそ、新たな道が開かれ」
アリス「そうね、今は桃太郎に全力を注いで!」









シュガー「大きな桃を拾ったおばあさんは、家に持ち帰りました。すると、山へしばかれに行ったおじいさんが、家に帰ってきました」
アリス「それじゃあただのドMでしょうが」
レイ「ただいま〜」
どうやら、おじいさん役はレイのようだ。
レイ「って、シグナ!何その大きな桃!」
シグナ「川で洗濯してたら、流れてきたので拾ってきました!」
レイ「へ、へぇ……」
アリスは思った、やっとまともな人が出てきたと

レイ「まぁいいや、半分に切ってm」
半分に切ろうとしたその時、桃の中から半分に切られる。反射的にレイは聖剣を出してシグナを守るように前に立つ

レイ「なんだ…!?」
シグナ「桃の中に…何かが…!?」
2人とも驚いてる様子で真っ二つになった桃を見る。そこには…


シェリア「ふぅ…ここどこだ?」
シュガー「なんと、桃の中から剣を背負った銀髪の女子高生が現れました」
アリス「なんで!?赤ちゃんじゃないのそこ!」
レイ「えーっと…誰だ、お前?」
シェリア「なんだ?白毛の子供と青髪の女子がいるぞ?」
レイ「白毛じゃない!!銀髪だ!!」
シェリア「あぁ、わりぃわりぃ」
アリス「ものすごく軽いわね…」
そのやりとりを見て感想を言うアリス

シェリア「で、ここどこだ?どこの学園だ?プロフを見れないってことは、NPCか?」
アリス「やばいわ、全力で世界観ぶち壊しに来てるわよこの子」
シュガー「突っ込んだばっかだね、アリスちゃん」
シグナ「えっと、私がシグナでこっちの子がレイです。あなたは、さっき大きな桃の中にいて川から流れてきて…」
シェリア「へぇ…なんでオレ桃の中にいたんだ?」
レイ「知らないよ」

シュガー「数日後、人間を襲う鬼達が現れました。どうやらその鬼達は、鬼ヶ島の鬼だそうです。」
うまい具合に話を切って次の場面に移るシュガー
シェリア「なるほどな、その鬼を退治してくればいいんだな?」
レイ「あぁ、このままじゃボク等の村が滅んでしまう…」
シェリア「よっしゃ、任せとけ!オレのこの剣で、鬼を倒してやる!」
剣の柄に手をかける。
シェリア「剣は剣士の心だ、オレの心が折れない限り剣は折れはしない!」
と、鞘から剣を抜く。折れた刃が顔を出す。
アリス「いや最初から折れてるんだけど!!」
シェリア「あ、これは元々な」
アリス「しかもそれ、よく見たら両刃が峰みたいな太さだから切らないでしょ!」
シェリア「当たり前だ、オレは人を切らない剣士だからな!」
レイ「それって、もう剣士じゃないような…」

シュガー「鬼退治へ向かうシェリアに、きびだんごを持たせました」
シグナ「これを持って行ってください、食べたら元気になりますよ」
シェリア「おう、ありがとうな!じゃ、行ってくるぜ!」
シェリアは鬼退治へ向かう…





アリス「鬼ヶ島へ向かう最中、1匹の犬が現れました」
そう言って現れたのが、椿だ。
シェリア「お?なんだ?犬か?」
椿「うん!私は椿!」
シェリア「おう、オレはシェリアだ!訳あって鬼ヶ島の鬼を退治しに行くんだぜ」
椿「鬼ヶ島?狂暴な鬼がいるところかな?」
一応知ってるようで、鬼ヶ島のことを確認するように聞く。それに対してシェリアは













シェリア「知らん。」


と。

椿「そっかぁ」
アリス「なんで知らないのよ!さっきおばあちゃん達が説明したでしょ!」
椿「ねぇねぇ、私もついていっていい?」
シェリア「いいけど、戦えるのか?」
椿「もちろん!この剣で、力になるよ!」
そう言って、刀を出現させて鞘から刀を抜く。折れた刀身が顔を出す

アリス「なんであんたまで折れてるのよ!なんでみんな刀身が折れてるのよ!!小道具係しっかりしなさい!」
シュガー「いや、2人ともあれでいいらしいよ?」
友情が芽生えたのか、熱い握手をしている2人を見ながら言う

シェリア「さてと、この流れだとあと2人か?」
椿「誰だろうねー?」
アリス「なんでだろ、実力は十分あるのにあの2人見てると不安になるわ」
シュガー「するとそこに、1匹の猿が現れました」
2人の前にメアが現れる。

メア「あ、どうも!猿役のメアです!」
アリス「役って言わない!」
シェリア「なんだお前?その手と足」
メア「あ、これは義手と義足ですよ?」
椿「かっこいい!ロボットっぽい!」
メア「そうでしょ〜?」
会ったばかりなのに意気投合してる3人

シェリア「あ、そうだ!今から鬼を倒しに行くんだけど、一緒に行かないか?」
椿「きびだんごあるよ〜?」
メア「ふむふむ…わかりました、私もあなた方の力になりますよ!」
と、メアはかなり物騒なライフルを構える。
2人「すごーい!」
アリス「すごく危ないわ…」
シュガー「そうそう、アリスちゃんの家に住んでるんだよね?メアちゃん」
アリス「え?えぇ…」
シュガー「ふぅん……」
なにやら良からぬことを考えてる顔である。

シュガー「こうして仲間になった猿を加えて、鬼ヶ島へ向かい歩き出す。すると…」
キジ役、射命丸が現れる

射命丸「どうもこんばんは!清く正しい伝統ブン屋、射命丸文です!」
文は思った、これすごく久しぶりに言うと
シェリア「なんだ?新種のモンスターか?」
椿「あ、文だ!久しぶりに〜!」
メア「めーまるさんじゃないですか!」
射命丸「あはは、こんばんは〜」
知り合いもいるためすぐに馴染むキジ役の鴉

シェリア「そうだ、今から鬼ヶ島に(以下略」
射命丸「いいですよ、みなさんのお力になりましょう!」
椿「やったー!よろしくね、文!」
シュガー「こうして、4人は旅は続ける。目指すは遥か西にある「天竺」へ」
アリス「これ西遊記じゃないわ!桃太郎!」

そして、苦しく険しい道のりを歩き、やっと辿り着いた鬼ヶ島。本当は途中町に寄って店を見て回ってここまで来たのは秘密である。
シェリア「よっしゃ、着いたぜ鬼ヶ島!」
4人は鬼ヶ島に入る。
椿「誰もいないねー?」
射命丸「いや、もしかしたら奇襲を仕掛けてくるかもしれませんよ?どこに隠れてるかわかりませんから、慎重に進みましょう」
メア「鬼さーん!!出て来てくださーい!!」
射命丸「なにやってるんですかバカチンがぁー!!」

青猫キャラでありがちなことは、誰か1人まったく人の話を聞かないキャラがいることである。
射命丸「慎重に進みましょうって言ったでしょう!何堂々と存在アピールしてるんですか、道場破りでももう少し遠慮しますよ!!」
「ふふ、随分とうるさいのが来たわね」
その声が奥から聞こえると、ドラマDeath Noteの主題曲が流れる。

シュガー「え、なに?もしかして本人登場!?」
アリス「いや、この小説でこの曲が流れると言うことは…アイツね…!」
曲が流れ終わると、奥から3人出てくる

パチュリー「そうよ、幻想郷の新たな統率者、新世界の神、パチュリー・ノーレッジよ」
映姫「ちょっと!何故私が鬼側なんですか!ここは、小悪魔が出るところでしょう!」
正邪「黙れゲ○胃液。小悪魔は裏方で忙しいんだよ」
映姫「誰が○ロ胃液ですか!四季映姫です!!」
アリス「あの2人パチュリーに合わせる気完全に無いわね…」

椿「誰ー?このパチュリー・ノーレッジって人ー」
パチュリー「知らないのに名前は知ってるのね、フルネームで。」
シェリア「あれだろ、鬼だろ?」
パチュリー「ふふふ、そうよ。残念だけど、あなた達は私に勝てないわ」
と、パチュリーは黒いノートを出す

アリス「あれってまさか、DeathNote!?」
一見DeathNote感はあるが……白い文字で「脚本」と書かれている。

アリス「脚本!?」
パチュリー「このノートの力を、見せてあげるわ…!」
そう言うと脚本を開き、パンを手に取る。

パチュリー「じゃあ、そこの犬…私の小説の方が上なのに、私より人気あって気に入らないわ…!」
椿「メア、パッチェに嫌われてるね?」
メア「私はキジ役ですよ?」
射命丸「キジは私です!」

パチュリーはそんなやりとりを完全に無視して何かを書いていく。
パチュリー「椿、この場であの戦いを再現する」
シュガー「あの戦い??」

と、今回裏方にまわってた幽香がいきなり現れる。
アリス「あ、あれ?幽香?」
幽香「椿……」
椿「…」
椿は前に出る。

椿「ごめん…一緒に帰ることはできないんだ…」
幽香「どうして?」
椿「私、実は狗神だったんだ……遙か昔から存在してる、憑き物なんだ。それに、私の能力もわかってるんでしょ…!誰も止めることなんてできない、妖怪の賢者も、博麗の巫女も、引きこもりの人形使いも…!」
アリス「今さりげなく私のことディスったでしょ」
椿「だから…!」
幽香「くだらないわね」

幽香「私にとって、初めてできた大切な存在…それだけで、あなたを止める理由…いや、十分すぎるくらいよ」
椿「……そっか…でも、それなら尚更だよ。私も、幽香を失いたくない!」
鞘から刀を抜く。
幽香「そう、なら……力ずくで連れて帰るわ!!」
そして、戦いが再現される。

アリス「ちょ、なにこれ!?なんであの戦いをしてるの、というか台無しだから!感動が薄れるからやめて!」
パチュリー「ふふふ…どう?このノートに書かれた通りのことが起こるのよ!」
射命丸「な、なんてノートですか…!」
正邪「ぶっちゃけ、DeathNoteよりやばいノートだよな。あ、チビ」
映姫「あなたも小さいでしょう!」
鬼の手下2人が話す

正邪「お前、幻想死神郷の次回作に出るの決まったらしいな」
映姫「え?はい、まぁ…ファンの方に出て欲しいという声がありましたから…」
正邪「ま、良かったんじゃないの?出れて。おめでとう」
映姫「!…そ、そんな心にもないことを言われても、嬉しくありません…!」
アリス「仲良いわねあなた達。」

シェリア「よっしゃ、あのノートさえ燃やせばいいんだろ!オレが燃やしてやる!」
パチュリー「シェリア、一回休み。」
シェリア「ZZzzz…」
射命丸「寝たー!突っ込みかけて寝たー!仕方ない、ここは私が!」
パチュリー「射命丸、今年を振り返る。」
射命丸「世の中腐ってる…神様なんてものはいない、救いも、希望も……もう、この世のすべてが消えてしまえばいい……」
メア「え、えっと…めーまるさんがいきなり生気の無くなった顔になったんですけど…!今年何があったんですか!?見てて怖いんですけど…!」
パチュリー「メア、楽屋でエイルと恋ダンスを踊る」

メア「エイルさーん!!一緒に恋ダンスを踊りまぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」


シェリア「よっしゃー!休み終わっt」
パチュリー「シェリア、10回休み」
シェリア「ZZzzz……」


パチュリーの脚本で、無力化されてしまった桃太郎一行。
アリス「これ…どうするの…端からむちゃくちゃだったけど、更にむちゃくちゃに……」
すると、アリスの元に白いノートが落ちる。
シュガー「あれ、なにそれ?」
アリス「これって…まさか、LifeNote…!」
そう思って手に取るが、黒い文字で「監督」と書かれている。


パチュリー「ははは!これで邪魔者はいなくなったわ!」
シェリア「っしゃー!!休m」
パチュリー「シェリア、100回休み」
シェリア「ZZzzz……」
パチュリー「これで、邪魔者はいなくなったわ!あとは…」
シェリア「っしゃー!!休み終わったー!」
パチュリー「!?」
おかしい、あまりにも休みが明けるのが早すぎる…
パチュリー「シェリア、お母さんが帰ってくるまで休み」
シェリア「ZZzzz…っしゃー!!休み終わったー!」
パチュリー「どういうこと…!?」

いくら書いても書いてもすぐに起きてしまうシェリアを見て、驚いた様子でノートとシェリアを交互に見る。

アリス「パチュリー…いや、脚本!もうあなたの好きにはさせないわ!」
アリスは監督の本を持っている。
パチュリー「あんた…何持ってるのよ…!!」
アリス「監督のノートよ…」
アリスはノートの1番最初のページを開く
アリス「このノートは「脚本」と連動していて、脚本ノートに書かれたことは監督ノートにも書かれ、その書かれたことを消すこともできる。そして、監督ノートに書かれたことは脚本ノートより優先されて実行される…」
パチュリー「は…?ふざけないで…!あんたなんかに私の邪魔はできないわ!本編では無残にやられたくせに!!」
アリス「それが原因で半年くらい引きこもりになってたのよ!」
メア「引きこもりはもともとなんj」
アリス「メア、何故か倒れる!!」
メア「ぐぅわぁぁ…何故か力がぁぁぁ……」
バタリ

パチュリー「そんな馬鹿げたことはないわ!!」
映姫「そうです!そもそもあなた、お尋ね者でしょう!私は閻魔ですから、そんな2人が帰りに飲みに行くなんて…」
正邪「頭固いな、正月なんだし別にいいだろ?」
パチュリー「そこの閻魔と通り魔、寝ろ」
2人「ZZzzz……」

アリス「ともかく、今まで書いたことは無しにするわ!こんなノートも消滅させる!」
書き終わると、2人の持ってるノートが消える。

椿「狂神白夢…あれ?私何してるんだろ?」
幽香「あら、なんで裏方なのに舞台にあるのかしら?私」
この2人に関してはギリギリでした

シュガー「こうして、なんやかんやあって鬼を退治しました。めでたしめでたし」
アリス「無理矢理過ぎでしょ終わり方!」
射命丸「それではCMでも入れますか。青猫さんが今後書く予定の物を」


















この世に存在する幽霊達の中に、死体に宿る「屍霊(しれい)」と呼ばれる霊がいる。そして屍霊達は死体のこと「操屍(そうし)」と呼ぶ。
操屍に屍霊が宿れば、人の魂を喰らう化け物へと変貌する。人は彼らのことを…

「蘇者(アンデット)」と呼んだ。

蘇者ーアンデットー 公開予定







アトリエホットケーキ、不動の1位
「幻想死神郷」、続編製作決定。

ー幻想郷ー
人間、妖怪、妖精、神が暮らす自由の楽園。何も拒みもしない、全てを受け入れる幻想の地。
だが、そんな幻想郷は…ある人物「キラ」によって、犯罪のない新世界へと変えられた。犯罪を犯した瞬間、キラによって処される…「平和」を手に入れる代わりに、「自由」を奪われた…人々はキラの監視の目に怯える毎日を送っていた……

そんな幻想郷の中で、とある鴉天狗が…

射命丸「おや…なんでしょう?このノート…」
人を殺すために存在する死神のノート「DeathNote」を拾った…

キラによって統率された新世界。面影のなくなった幻想郷に堕ちた6冊のノート。
6人の所有者達が辿る未来は希望?それとも……

幻想死神郷 ー獄ー 公開予定



















射命丸「いやぁ、お疲れ様です!あ、青猫さん、お疲れ……」
現在物凄く暗い雰囲気を出してスマホいじってる青猫さん。
射命丸「えーっと…青猫さん?」
青猫「何?今私はジュエルとルーン集めと豆の木イベを進めたり魔結晶の鎧手に入れるため周回してて忙しいよ。勿論ソロで」
どのゲームをやってるのかわからない説明である。
射命丸「いやいや、年明けですよ?もっと明るくいきましょうよ?ね?」
青猫「ぶっちゃけ年明けて何がいいの?はしゃいでる人にそれ聞いたら絶対「年明けたからじゃん」とか言いだすよ」
やばい…1000年くらい生きてるけどこんな暗い人見たことない…と思う射命丸

なにがあった、本当になにがあったの!うざいくらいにはっちゃけてそう言うオーラ出してたのに、それが無くなって負のオーラばら撒いてますし…何よりこんな死んだ顔!死人の方がまだ明るい顔してるくらいです!

射命丸「えっと…去年何があったんですか?人格が180度変わってしまうなんて…」
青猫「人からすれば大したことないことだよ。せいぜい監獄に入れられてるような毎日を送って、心の拠り所だった場所にはもう戻れない状況になった…その程度だよ。ま、拠り所に関してはみんな私が悪いって思ってるだろうけど」
いや、十分大したことがあるような…と思う射命丸

射命丸「だ、大丈夫ですよ!そんな辛い一年を過ごしたんですから、今年は天国みたいないい一年を過ごせますよ!」
青猫「死ぬってこと?」
射命丸「あ、いや、そう言う意味ではなくて」
青猫「だいたい天国にいけるかわからないし、そもそも神様なんかいるのかどうかも疑えるくらいだ。誤判で地獄行きになりそうだし、私。」
射命丸「と、ともかく!今年はいいことありますって!もしかしたら、ぼっちじゃ無くなるかもしれませんし!」
青猫「本当?もしそんなことにならなかったら、タンドリーチキンにするから」
射命丸「え!?えっと……の、望むところです!タンドリーチキンでも焼き鳥にでもなんでもなりますよ!」
やばい、ならなかったらどうしよう…と思う射命丸

射命丸「じゃあ尺が短いですし、最後に何か言ってください」
青猫「ん?んー………



















































あけおめとは言ったけど、ことよろは言ってない」
射命丸「こら!!ちゃんと言いなさい!」
青猫「はい、閉めてー」
射命丸「だから、ちゃんとらいいなs」


おわり
17/01/01 00:01更新 / 青猫

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