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第30話 スキー場2泊3日旅行(2日目朝) 後編
中編の続き


たけおはビニール袋を持って402号室へ戻ってくる


たけお「持って来たぞ」

ラブリっち「ありがとう。すぐ腋の下とかを冷やさなくちゃ」

保冷剤をビニール袋の中に入れ腋の下などを冷やす¥していく

しばらくしてふらわっちが気がつく

ふらわっち「…ここは?」

ラブリっち「ふらわっち気がついた?」

ふらわっち「私…確かデュプリに騙されて冷蔵室の中に閉じ込められて…」

ラブリっち「もう大丈夫だよ。ここは私達の部屋だから」

たけお「デュプリも捕まっただろう。心配いらないさ」

ふらわっち「みんな……コホッ…コホッ」

ラブリっち「まだ寝ていたほうがいいよ。すごい熱だもの」

ふらわっち「ありがとう…ごめんね…みんなに迷惑かけちゃって」

たけお「気にしないでいいさ。今はゆっくり休んでくれ」

ふらわっち「うん。そうする」

しばらくしてもりりっち達が戻ってくる

メロディっち「ラブリっち!」

ラブリっち「メロディっち、もりりっち!」

もりりっち「どう?ふらわっちの様子は?」

ラブリっち「大丈夫。さっき目が覚めたけど今はぐっすり寝ちゃったわ」

もりりっち「良かった」

メロディっち「話は変わるけどデュプリっていう人は無事に逮捕されたよ」

たけお「良かった。これでもう安心だな」

ラブリっち「後はお医者さんとまめっち達が来るまで看病してあげないと」

たけお「だな。じゃあリンゴをすりつぶしたものとおかゆを作っておくよ」

ラブリっち「私も手伝うわ」

ゆめみっち「私達は何をしたらいいかな?」

ピアニっち「何か手伝うよ」

ラブリっち「ありがとう。じゃあゆめみっち達はふらわっちの様子を見ておいてくれる?」

ゆめみっち「わかったわ」

ピアニっち「時間がたったら保冷剤とかも変えないと」

ゆめみっち「そうね」

しばらくしてまめっち達が頼まれたものを買って戻ってくる

けいすけ「買って来たぞ」

ラブリっち「ありがとう二人とも」

まめっち「どうですか?ふらわっちは」

ラブリっち「少し前に目が覚めたけどすぐ寝ちゃったわ」

けいすけ「良かった。これで少しは安心できるな」

まめっち「後はお医者さんが到着するまで看病をしましょう」

けいすけ「そうだな」

それから1時間後医者が到着しふらわっちの様子を見てもらう

たけお「どうですか?」

医者「薬も飲ませましたのでしばらくすれば良くなるでしょう。後は温かいものとかを食べさせてあげるといいですね。かなり体を冷やしてしまったようですからね。では私はこれで」

ラブリっち「ありがとうございました」

しばらくしてふらわっちが起きる

ふらわっち「…みんな」

ラブリっち「ふらわっち大丈夫?」

ふらわっち「うん。お薬のおかげで大分良くなったよ」

ラブリっち「良かった。あ、おかゆとか作っておいたから冷めないうちに食べてね私とたけおと一緒に作ったの」

ふらわっち「ありがとうラブリっち。あれ?そういえばみんなは?」

ラブリっち「今たけお達の部屋で朝ごはんを食べてるわ。ふらわっちの風邪が移っちゃったら大変でしょ」

ふらわっち「ラブリっちは朝ごはん食べたの?」

ラブリっち「まだよ。じきにたけおが来るからそれまで私が看病してるの」

ふらわっち「私なら大丈夫なのに…」

ラブリっち「また熱が上がったりしたら大変でしょ。大丈夫ふらわっちは私達がしっかり看病するから」

ふらわっち「ラブリっち…」

するとたけおがやってくる

たけお「ラブリっち交代するよ」

ラブリっち「はーい。じゃあふらわっち朝ごはん食べてくるね」

ふらわっち「うん。また後でね」

ラブリっちは男子部屋へと向かった

たけお「気分はどうだ?」

ふらわっち「みんなのおかげで大分良くなったよ」

たけお「そうか…良かった。あ、そのおかゆ早く食べないと冷めちゃうぞ」

ふらわっち「はーい」

ふらわっちはおかゆを食べ始める

ふらわっち「美味しい…それにとても温まる」

たけお「良かった…あ、そうだふらわっちこれ」

四ツ葉のクローバーのネックレスを返す

ふらわっち「これって私がたけおからもらったネックレス…それをどうしてたけおが?」

たけお「505号室に落ちていたのを拾っておいたのさ。大事にしろよ」

ふらわっち「(あの時落としたんだ…)ありがとうたけお。もう落とさないようにするね」

たけお「どういたしまして。ふらわっちちょっとおでこさわらせてくれ」

ふらわっち「うん」

ふらわっちのおでこを触る

たけお「大分熱が引いてきたな!よかった」

ふらわっち「みんなが看病してくれたおかげだよ」

たけお「後で熱を測ってみようか」

ふらわっち「うん。そうする」

たけおはふらわっちの熱を測る

たけお「36.6℃だ。もう大丈夫そうだな」

ふらわっち「うん。もうすっかり大丈夫」

するとラブリっちが戻ってくる

ラブリっち「たけおどう?」

たけお「ふらわっちならもう大丈夫だよ。36.6℃と熱も引いたようだし」

ラブリっち「良かった」

ふらわっち「ありがとう二人とも」

たけお「お礼なら俺やラブリっちだけじゃなくてみんなに言ってくれ」

ラブリっち「みんなもふらわっちのこと心配して看病もしてくれたんだからね」

ふらわっち「みんなにもちゃんとお礼を言わないとね」

布団から出る

ラブリっち「はい。ふらわっち着替え」

ふらわっち「ありがとうラブリっち!それでたけお」

たけお「ん?」

ラブリっちがたけおを部屋から連れ出す

ラブリっち「ふらわっちこれから着替えるから…ごめんね」

たけお「わかってるよ。じゃあ部屋に戻ってるから」

ラブリっち「わかったわ。着替えが終わったらふらわっちと一緒に男子部屋に行くね」

たけお「わかった」

たけおは男子部屋へと戻った

ラブリっち「たけおは部屋に戻ったから大丈夫だよ」

ふらわっち「ありがとう」

ふらわっちは着替えを済ませて男子部屋へと向かった


2日目昼パートへ続く


17/06/03 15:26更新 / エムビー
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