連載小説
[TOP][目次]
第30話 スキー場2泊3日旅行(2日目朝) 中編
前編の続き


ロビーにて

受付人「う〜ん…困った」

たけお「どうかしましたか?」

受付人「昨夜私がいない間に冷蔵室の鍵が盗まれていたんです」

たけお「冷蔵室の…それなら505号室にいたデュプリという人が盗んだものを取り返してきましたよ」

受付人に鍵を渡す

受付人「ありがとうございます助かりました。それよりもどうしたんですか?そんなにあわててどうなされたのですか?」

ラブリっち「私達の友達が冷蔵室に閉じ込められているんです!早く助けないとその友達が危険なんです」

受付人「事情はわかりました。では担当の人に案内を頼みましょう」

全員「ありがとうございます」

担当の人とともに冷蔵室へと向かう

冷蔵室前

案内人「ここが冷蔵室です。今扉を開けますね」

鍵を開け全員中に入る

たけお「寒いな…ふらわっち!!!…ふらわっちどこだ」

けいすけ「返事してくれ!!どこだ」

ラブリっち「ふらわっち!助けに来たよ」

するとラブリっちの近くで「ドサッ」という音がする

ラブリっち「今の音…」

ラブリっちは音のした方へと向かう。そこにいたのはふらわっちであった

ラブリっち「みんなふらわっちがいたわ!」

全員ラブリっちがいる場所に向かう

たけお「ふらわっち!ふらわっちしっかりしろ」

ラブリっち「体が冷えちゃってるみたい…」

ゆめみっち「ちょっと待って…」

おでこを触る

ゆめみっち「…すごい熱!40度以上はあるみたい」

キラリっち「急いでお医者さんを呼ばないと」

たけお「そうだがまずはふらわっちを連れて部屋に戻らないとな」

ラブリっち「そうだね」

たけおはふらわっちをおぶり冷蔵室を出る

案内人「見つかりましたか?」

ラブリっち「はい…ですがすごい熱で」

案内人「わかりました。医者を呼んでもらうよう係員に頼んでみましょう」

たけお「ありがとうございます。部屋は402号室です」

案内人「わかりました」

たけお「急いでふらわっちの看病をしよう」

ゆめみっち「ねぇところでふらわっちを騙した人は捕まったのかな?」

たけお「じきに警察がやってきて逮捕してくれるはずだよ」

ゆめみっち「それなら大丈夫ね」

キラリっち「じゃああたしはもりりっち達に伝えてくるね」

たけお「わかった。後で落ち合おう」

キラリっち「うん」

505号室

キラリっち「もりりっち、メロディっち!ふらわっちが見つかったよ」

メロディっち「リアリー!?それでふらわっちの様子はどうなの?」

キラリっち「それがすごい熱で…今あたし達の部屋に連れて行ったよ」

もりりっち「ふらわっちが無事でよかったよ」

メロディっち「もりりっち後でみんなと合流しよう」

もりりっち「もち!」

しばらくして警察が到着しデュプリは無事逮捕された

警察1「ご協力感謝します。では我々はこれで」

もりりっち「ありがとうさん!」

メロディっち「サンキューベリーマッチ!」

キラリっち「じゃあみんなのところに戻ろう」

二人「うん」

もりりっち達は402号室へと戻って行った


402号室

たけお「よし!着いた」

ゆめみっち「布団を片付けておかなくて良かったね」

ラブリっち「うん。たけおそこの布団にふらわっちを寝かせてあげて」

たけお「わかった」

ふらわっちが寝ていたであろう布団に寝かせる

ラブリっち「ピアニっち保冷剤とはない?」

ピアニっち「保冷剤ならいくつかあったはずだよ」

ラブリっち「後は…ビニール袋があればいいんだけど」

たけお「ビニール袋か…それなら昨日夕食を買ったときのがあるな」

ラブリっち「たけお出来ればそれを私達の部屋に持ってきて」

たけお「わかった」

たけおは隣の401号室に戻って行った

けいすけ「俺達も協力するぞ」

まめっち「何か手伝えることはありませんか?」

ラブリっち「じゃあまめっち達は近くの売店で熱冷まシートと温かい飲み物を買ってきてくれない?」

まめっち「わかりました」

けいすけ「OK任せておけ」

まめっち達は近くの売店へと向かった

けいすけ「ラブリっち一生懸命だったな」

まめっち「ラブリっちはたまとものことを大事にしていますから一生懸命になるのも無理もないですよ」

けいすけ「そうだな。俺達も出来るだけラブリっちをサポートしよう」

まめっち「はい」


後編へ続く

17/05/23 16:25更新 / エムビー
前へ 次へ

TOP | RSS | 感想 | 目次

まろやか投稿小説 Ver1.53c