連載小説
[TOP][目次]
第30話 スキー場2泊3日旅行(1日目夜) 後編
ふらわっちが505号室に向かった頃…


ゆめみっち「キラリっち、キラリっち!」

キラリっち「どうしたの?ゆめみっち…」

ゆめみっち「ふらわっちがいないの。探しに行こう」

キラリっち「ふらわっちが?…本当だ」

ゆめみっち「すぐに探しに行こう」

キラリっち「うん。行こうゆめみっち」

ゆめみっちとキラリっちはふらわっちを探しに向かう

その頃ふらわっちは505号室に到着していた

ふらわっち「ここね」

扉をノックする

デュプリ「開いてるよ。どうぞ」

ふらわっち「お邪魔します」

中に入る

デュプリ「やぁふらわっち来てくれたんだね。さぁさぁお茶も用意してあるから」

ふらわっち「あ、ありがとうございます」

お茶をいただく

ふらわっち「デュプリさんは一人でここのホテルに泊まっているんですか?」

デュプリ「あぁ私の母親は私が小さい頃に病気で亡くなり、父親は会社から解雇されたことにショックを受け自殺した。だけど私はこの通り普段どうりの生活が出来ている。それだけでも私は幸せなんだよ」

ふらわっち「そうなんですか…うっ……」

すると突然目眩がしてくる

ふらわっち「急に目眩が……これって……」

デュプリ「ハハハハ!!!!!!!!!!バ〜カ!!!!引っかかったぜ」

ふらわっち「…騙したのね」

デュプリ「騙す?騙される方が悪いのさ。君が飲んだお茶には強力な睡眠薬を入れておいた。もうじきお前は眠りにつく…そして起きたときにはもう君はあんなゴミ虫どもから」

ふらわっち「ゴミ虫……あなた……たまともをそんな…汚い言葉……で……」


寝てしまう

デュプリ「さて……このゴミはどうするかね……」

ふらわっちの手足を縄で縛りつけた後たまごっちが一人入るくらいの袋の中に入れ部屋を出る

その頃ゆめみっち、キラリっちは

ゆめみっち「う〜ん…いないわね」

キラリっち「どこいったんだろ…ふらわっち」

ゆめみっち「とりあえず部屋に戻ろう。明日の朝みんなに話しましょう」

キラリっち「そうだね」

ゆめみっちとキラリっちは諦め部屋へと戻る

その頃デュプリはロビーから冷蔵室の鍵を盗みそのまま地下の冷蔵室へと向かっていった

デュプリ「ここだな」

冷蔵室に入り袋を開け寝ているふらわっちを出す

デュプリ「あばよ!!ふらわっち」

冷蔵室に鍵をかけそのまま505号室へと戻っていった

ふらわっち「ん……ここは……さ、寒い……」

あたりを見渡すと冷蔵保存するための食品などが置かれている

ふらわっち「ここって…冷蔵室!?確か私…デュプリに睡眠薬を飲まされて……いけない!!それよりもみんなに伝えなくっちゃ」

扉に向かい開けようとするが鍵がかかっており開けられない

ふらわっち「そんな……鍵がかかってるなんて…私…どうしたらいいの…」


ふらわっちの運命はいかに


(2日目朝)に続く
















17/05/11 10:52更新 / エムビー
前へ 次へ

TOP | RSS | 感想 | 目次

まろやか投稿小説 Ver1.53c