連載小説
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3-1
私達3-1はとても仲がいいクラスだ。男女の仲がいいのはもちろん、お互いに信頼している。
だから、私たちの友情が壊れることなんてない。その時はそう思ってたんだ…

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私は中田 葵(なかた あおい)中学3年生。わたしはこのクラスが大好き。なんたって大好きなみんながいるからね。

「あおいー、昨日のSステみたー?!めっちゃ良かったよね!」

「だよねだよねー!ってかそろそろHRはじまるのに先生来てなくない?」

「別にいいでしょwその方が話せるしー」

「ま、いっかww」

この子は中村紫苑(なかむらしおん) 黒髪のストレートで、思ったことは言えるバッサリ美人タイプ。弱気な私にとっては尊敬できる友達だ。

「あっ、そう言えば紫苑ちゃん。あれっていつからあるの?」

そう言って私が指さしたのは3つあるイス。なんだか不気味な感じがする。

「わかんない、今日きた時にはあったみたいだよ」

ガラガラガラ
「みんな、席につけ。今すぐにだ。」

そう言う担任の顔は真っ青だった。ただならぬ雰囲気を感じ取ったみんなはすぐに席についた。

「えー、みんなには選択死というゲームをやってもらう。詳しいことは国際関係担当の方からきいてくれ。それじゃあ、よろしくお願いします。」

「みなさん、おはようございます。これからみなさんには選択死というゲームをやっていただきます。ルールを説明しますね。簡単に言うとこのゲームは殺し合うゲームです。まずランダムに3人選ばれます。選ばれた方には1.2.選択者という役に分かれていただきます。そして、選択者に選ばれた方にはボタンを押してもらいます。そのボタンは3つ。1番ボタン、2番ボタン、そして全壊ボタンです。殺す相手の座っている番号のボタンを押してください。全壊ボタンは、3人とも死ぬことになります。制限時間は1時間てすら1時間以内にボタンを押さなかった場合は選択者が死にます。また、ルールに従わず逃げようとするものは殺します。それではみなさん、健闘を祈ります。」

ガラガラガラ
「えっ。なに今の…嘘だよね…?」

ざわざわしてきた教室にザザっと砂嵐の音が聞こえる。

音の聞こえる方を向くとそこにはつけてもいないテレビから文字が映し出されていく。

1.長田 智樹
2.二条 美雪
選択者.小坂井 啓太
15/07/27 23:00更新 / ゆじゅ姫
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