連載小説
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第11話 ラブリっちの涙 前編
※前回の続きの話です


次の日



学生寮入口


たけお「さてみんな準備はできてるな」

メロディっち「もちろんだよ」

ピアニっち「私も大丈夫」

ふらわっち「私も」

まめっち「大丈夫です」

くろまめっち「俺も大丈夫だぜ」

エリス「私も大丈夫」

けいすけ「行こう!ラブリっちのところに」

たけお「あぁみんな行こう!!」

みんな「うん」


たけお達はラブリっちがいるという「狭間の森」へと向かった


狭間の森

たけお「ここが狭間の森か…朝なのに随分と薄暗いな」

ふらわっち「太陽の光がまるで差し込んでいないみたい」

まめっち「みなさん辺りには十分気を付けてください」

けいすけ「しかし本当にこんな場所にラブリっちがいるのか?」

メロディっち「きっといるよミー信じてるから」

ピアニっち「私もよ。だからけいすけもアマツの言うことを信じましょう」

けいすけ「あぁそうだな」

しばらく歩いていくと広い場所に出る

ふらわっち「この場所だけ光が通っているんだね」

たけお「しかもこの場所湧水が出ているのか…もしかしたらこの近くに」

ラブリっち「どうして私の場所がわかったの?」

すると森の奥からラブリっちが現れる

エリス「いたわ!ラブリっちよ」

たけお「アマツに教えてもらったのさ!この場所にラブリっちがいるってな」

ラブリっち「(私の場所を教えたっていうの……)でもちょうどよかった。私もあなた達を探していたの」

けいすけ「何?」

ラブリっち「この前の続きが出来るんだも……アハハ」

いきなり襲い掛かってくる

たけお「けいすけ!」

けいすけを守る

けいすけ「わりぃ」

たけお「いいんだよ。それより作戦通りに…いいな」

けいすけ「わかった。メロディっち、ピアニっち演奏を頼む」

メロディっち「OK!行くよピアニっち」

ピアニっち「うん」

演奏を始める

たけお「ラブリっちお前の相手は俺と」

ふらわっち「私よ!」

ふらわっちは既に姿が変わっている

ラブリっち「ふらわっちこの前ボコボコにしたのにまだ懲りないの?」

ふらわっち「この前は油断したけど…今回はそうはいかないわよ!かかってきなさい」

ラブリっち「いいわ。相手になってあげる」

ターゲットをけいすけからたけお&ふらわっちに変わる

ラブリっち「はぁ!」

小刀で攻撃する

たけお「ちぃ!」

交わす

たけお「今俺は武器も持ってねェ今は交わすので精一杯だ」

ふらわっち「たけお無理しないで」

たけお「あぁ」

するとそこにアマツが現れる

アマツ「これを使え!」

アマツはたけおのそばに大剣を地面に突き刺す

ラブリっち「あなたは…」

アマツ「我はただ彼に武器を手渡しただけだ。そのくらい良いであろう」

ラブリっち「わかったわ…」

たけお「ありがたい!」

大剣を手に取り

たけお「行くぞ!うらぁ!!」

大剣で攻撃する

ラブリっち「うっ…少しはやるようね…だけどまだまだこれから」

ラブリっちの周りに槍状のものが大量に現れる

ラブリっち「行けぇ!!「インフィニットアロー」」

その槍状のものを一斉に飛ばす

ふらわっち「危ない!」

シールドを展開しみんなを守る

たけお「隙だらけだ!おらぁ」

大剣から衝撃波を飛ばす

ラブリっち「うっ…どうして……」

ふらわっち「ラブリっちどうして私たちが仲間思いなのかわかる?」

ラブリっち「…え?」

ふらわっち「私達はみんなの為にたまともの為に戦っているの!!そうラブリっちを助け出すために」

ラブリっち「たまとも…私が…?」

たけお「ラブリっち思い出せ!!たまともを記憶をそして思い出を!」

ラブリっち「私の……思い出………?それにこの曲……」

小刀を落とし頭を抱えこむ

ラブリっち「うぅ……頭が……」

ふらわっち「みんな今よ!」

けいすけ「任せろ」

けいすけに続いてまめっち、くろまめっちがラブリっちのそばへと向かう

けいすけ「ラブリっち思い出せ!俺たちのことをたまとものことを」

まめっち「僕は今のラブリっちより今までのみたいに優しくて友達思いで一生懸命なラブリっちでいてほしいんです!ラブリっち思い出してください!!」

くろまめっち「俺は今のラブリっちより今までのラブリっちでいてほしいんだ!思い出せ!!ラブリっち!!!」

ラブリっち「あぁ……頭が……頭が……」

けいすけ達はラブリっちを抱きしめるように取り押さえた

けいすけ「ラブリっち……大丈夫だ……俺が…俺たちが付いてる。ゆっくりでいい…ゆっくり思い出すんだ」

中編に続く
21/02/12 23:18更新 / エムビー
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