連載小説
[TOP][目次]
品田辰雄編第一話「悲劇のバッター、輝日東に現る」
 ―――10月22日電車内―――
???「お〜なかなかいい眺めじゃないのねぇ堂島君」

堂島「そうだな、辰雄」

品田「堂島君がいなかったらこんなとこ来れなかっただろうに…夢みたいだ」
彼は品田辰雄野球賭博の関与を疑われて球界を追放された元プロ野球選手
現在東城会六代目会長「堂島大吾」と輝日東に来ている
もう一人は堂島大吾・直系100団体、構成員3万人を取り仕切る東城会の六代目会長を務める、品田の親友であり良き理解者である
現在品田と輝日東に来ている
その理由は少し前の日のことである…

    ―――10月18日錦栄町品田宅―――
    コンコン…

品田「どうぞー」

高杉「よぉ品田、上がらせてもらうぜ…あとお客さんだ」

堂島「久しぶりだな、辰雄」

品田「高杉さんそれに堂島君!今日はどうしたの?」

高杉「久しぶりに飲まねぇかいいところ見つけたんだよ」

堂島「場所を移すか、すぐ近くだからついてきてくれ」

品田「はいはい了解〜」

    ―――錦酒場―――

堂島「さて…辰雄お前に話がある、辰雄輝日東というところは知っているか?」

品田「輝日東?ごめんわかんないや、何処?」

高杉「千葉の端っこだ、海方面のな」

堂島「俺は昼日東高校の校長に挨拶に行くんだがお前も一緒にどうだ?」

品田「えっいいの!?やった!そうとなれば準備しないとな!」

    ―――そして今に至る―――

堂島「ついたな…さてまずはアジトを探そう」

品田「アジト?」

堂島「どうせ来るなら個室を用意したほうがいいと思ってなお前のもあるぞ」

品田「マジで?東城会の会長となるとちょちょいのチョイなんだね!」

堂島「声がでかい!」

品田「ご、ごめん…」

    ―――品田の部屋―――

堂島「挨拶に行くのは明日の朝だそれまで待機するようにな」

品田「はいよ、じゃまた明日なお休み〜」

堂島「ぐっすり眠れよ、お休み」

    ―――第一話終わり―――
14/10/16 23:45更新 / アンフィニ
前へ 次へ

TOP | RSS | 感想 | 目次

まろやか投稿小説 Ver1.53c