連載小説
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青猫の家から出た3人。化け物がいたため、気づかれないように移動して、ある程度の距離まで離したら、そこから走って化け物から逃げた。




玄舞「除夜の鐘までは、まだ距離があるな…」
真治「ていうか、あの化け物倒せねぇかな?」
琴音「倒しても、意味ないと思いますよ。人の煩悩からできているので…」
真治「そうかぁ……煩悩だから、108体いるってことか?」
それを言った直後、前方に化け物が現れる。
その化け物がこちらに気づいたみたいで、こちらに向かって走ってきてる

琴音「こ、こっちに来ましたよ!」
真治「こっちだ!」
3人は左に曲がって、森の中に入る。化け物は大きいのもあり、森の中では自由に動けない。3人が森を抜けて、お互いが無事抜けたのを見てひとまず安心する。


真治「ふぅ…なんとか、撒いたな…」
玄舞「…いや」
玄舞が後ろを指差す。後ろを向くと、遠くに化け物がいる。まだこちらには気づいていない様子だ。

真治「マジかよ…!まぁでも、気づいてないっぽいな」
琴音「じゃあ、気づかれないように慎重に…」
カランッ

歩き出そうとした琴音は、うっかり落ちてる枝を蹴ってしまった

琴音「あ…!」
真治「バカッ!」
3人とも止まる。そして、ゆっくり後ろを振り返る………














化け物がこちらに向かって走ってきている
真治「あー!やっぱり気づかれてた!!」
琴音「ごめんなさいー!」
3人は化け物から逃げる。幸い化け物は少し足が遅いため、少し距離を離せた。
そして、3人の前に分かれ道が!

玄舞「分かれ道か…」
琴音「どっちに行きますか!?」
真治「どっちって…!」
左右の道を交互に見る

真治「悩んでる時間もねぇな…!」





『右の道へ』→2へ
『左の道へ』→3へ

15/11/23 19:51更新 / 青猫
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