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第7話 救世主〜その名は〜 前編
前回のあらすじ

たまハーバースクールのまめっち達のクラスに謎の転入生ベル、リチャードがやってきた。お昼休憩中ベルとリチャードはお昼を食べ終え人混みの少ない場所で話をしていたとき突然食堂が騒がしいと聞き食堂に向かうと食堂のおばさんと不良の生徒たちが揉めているところに遭遇する。まめっち達は不良たちを説得するために不良たちの前に出たが話を聞いてくれず不良たちはまめっち達に襲い掛かった


不良A「やっちまえ!!」

不良B、C、D「おー!!」

ふらわっち「きゃぁぁぁ!!」

するとそこにくろまめっちが現れ食堂の椅子を盾代わりにして三人を守る

くろまめっち「今のうちに逃げろ」

ふらわっち「くろまめっち!」

不良「野郎!!」

くろまめっち「ここは俺が何とかする!三人は安全な場所に行くんだ」

三人「うん」

ベル「あいつ…(くろまめっち…成長したな)」

リチャード「ベルそれより先生を呼びに行こう」

ベル「あぁそうだな」

不良「逃がすか!」

不良の一人がラブリっちに向かって鉄の棒で殴りかかろうとした

くろまめっち「ラブリっち!!!」

ラブリっち「え!?…きゃぁぁぁぁ!!!!」

くろまめっちはラブリっち庇う

くろまめっち「くっ……」

ラブリっち「くろまめっち!!」

くろまめっち「怪我してないか?」

ラブリっち「私は大丈夫。くろまめっちこそ大丈夫!?」

くろまめっち「こんな傷大したことない……」

するとベルとリチャードが先生を連れてくる

ルーイ先生「君たち何をしている!!!!」

不良「やばっ!!覚えてろよ」

不良生徒はあわててその場を後にする

くろまめっち「二度とあらわれるな……うっ」

くろまめっちは気絶してしまう

ラブリっち「くろまめっち!!」

ルーイ先生「大丈夫気絶しているだけだ…しかしあいつらとんでもないことをしてくれたな…ベル君とリチャード君が私を呼んでくれなかったら今頃食堂がめちゃくちゃにされていただろう」

ベル「いえ…」

リチャード「もっと早ければくろまめっちが傷を負わずに済みました…」

ルーイ先生「とりあえずくろまめっちを医務室に連れて行かねば」

まめっち「僕も一緒に行きます」

ラブリっち「私も」

ふらわっち「私も行きます」

ルーイ先生「わかった。一緒についてくるんだ」

医務室へ向かった

ベル「俺たちも行こう」

リチャード「あぁ」

二人も医務室へ向かった


医務室


くろまめっち「…うっ…ここは…」

ふらわっち「医務室よ。食堂で倒れちゃったのをルーイ先生がここまで運んできてくれたの」

ルーイ先生「大丈夫かい?」

くろまめっち「…はい」

ラブリっち「くろまめっちさっきはありがとう私を庇ってくれて」

くろまめっち「いいんだラブリっち」

ルーイ先生「何ともなさそうで良かった…では私はここで大丈夫そうだったら教室に戻るように」

まめっち「では僕たちは教室に戻っていますね」

ふらわっち「ゆっくり休んでねくろまめっち」

ラブリっち「また後で」

くろまめっち「あぁ」


みんなが医務室から出た後ベルとリチャードは医務室に入る

ベル「くろまめっち気分はどうだ?」

くろまめっち「まだ少し叩かれたところが痛いがもう大丈夫だ」

リチャード「そうか良かった。それよりもくろまめっちの勇敢な行動さすがだったぞ」

くろまめっち「あれはただみんなを守りたかっただけだ」

ベル「そうか…だがあまり無茶はしない方がいい」

くろまめっち「そうだな…さて俺はもう大丈夫だし教室に戻るぜ」

ベル「それなら一緒に行くよ」

リチャード「あぁ」

くろまめっち「ありがとな」

ベルとリチャードはくろまめっちと一緒に教室へ戻る


教室

ルーイ先生「お、戻ってきたかもう大丈夫なのか」

くろまめっち「はい。お騒がせしました」

ルーイ先生「ベル君リチャード君もありがとう」

二人「どういたしまして」

ルーイ先生「では授業を始めるぞ」

全員「はい」


それから数時間後学校が終わる


くろまめっち「ふぁ〜さて帰ったら寝るか」


学生寮に戻り508号室に入ろうとしたときドアに紙切れが貼られていた

くろまめっち「なんだ?」

その紙切れにはこう書かれていた


「お前の仲間たちは預かった。返してほしけりゃ一人で体育倉庫まで来るんだな」


くろまめっち「まめっち、ラブリっち、ふらわっち!ちくしょう!!」

くろまめっちはあわてて体育倉庫へと向かって走っていった


ベル「おいあれくろまめっちじゃないか?」

リチャード「なんか大分慌ててたな」

ベル「俺たちもついていこう」

リチャード「あぁ」

ベルとリチャードはくろまめっちの後をついていくことに


中編に続く
21/01/25 19:22更新 / エムビー
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