読切小説
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カルセドニーとアイオライト -TalesofHearts-
世界の皆が心を繋ぐその世界に、バレイア教結晶騎士団がいた。
隊長勤めるカルセドニー・アーカムは、あの時起きたデスピル病流行、ガルデニアの乱を止めるために、ある7人に力を貸していた。
一人は熱血少年、一人は雪国の少女、一人は雪国の青年、一人は画家、一人は運び屋、一人は機械、一人は結晶人(クォート)。自らのソーマを特殊エボルブさせ、絆の翼リアンハイトとし、彼らに託した。
仲間の死、迫り来る恐怖を乗り越えて。そしてガルデニアの乱は治められた。
その幾年か後のこと。カルセドニーの父ラブラド・アーカム。そしてカルセドニー・アーカム。このアーカム家の中に・・・もう一人。妹ができた。
アイオライト・アーカム。その子はあまりカルセドニーやラブラドとは似ていなかったが、ソーマ使いとしての素質は充分にあった。兄を超えるかもしれないほどに。
カルセドニーは、自分の所持ソーマを、戦乱時に無くなったある騎士団員から託されたブレード型ソーマとし、飛行型は妹に託した。使い方の指導をしたり手合わせをしたりし、アイオライトを成長させた。
そして、彼女は王立退魔神学園に姿を見せるようになった。そこで出会ったのがゼオライト・ベルフォルマ。英雄の子であることなど境遇が似ていたのか仲良くなっていた。今後ゼオライトとアイオライトはどうなっていくのだろう?
14/10/11 15:50更新 / マグナム

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