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莉紗「ねぇ和也、真面目な話があるんだけど」
なんと、青猫の話でもKaimさんの話でもふざけたことしかやってなかった姉ちゃんから、真面目という言葉が!すごいな…今まで俺に血を出してと要求したり、エアガンで撃ってきたり、盛大にバナナの皮で遊んだり、う●い棒のことでダーツを使って俺を殺そうとした姉ちゃんが、こんな発言をするとは…

和也「真面目な話?」
顔には出してないが、俺は静かに期待を込めていた。どんな内容だろうか…本当に真面目なことだろうか、と

莉紗「あのさ、私っていろんな小説書いたじゃん?戦う系が多いけど」
和也「まぁ、そうだな」
莉紗「で、よくそのネタを試してるじゃん?」
和也「そうだな、それで俺はいつも死にかけてるよ」

莉紗「で、1つ思ったんだけど…」
なんだ、なんなんだ?どんな真面目な内容g

莉紗「武器を作ろうと思って」

そうでもなかったわ





第5話『姉と武器』






莉紗「あのさ、いつもその辺にあるもので代用してるじゃん?武器をその辺にあるもので代用してるじゃん?だからさ、針金とかアルミホイルとかあるじゃん?それで、武器を作ろうと思うじゃん↑↑↑」

和也「じゃんじゃんじゃんじゃんうるせぇ」

莉紗「別にいいじゃん↑↑やろうじゃん?↑↑↑↑」

和也「やだよ」
莉紗「えぇ〜↓↓」

すごくテンションが下がった模様。俺は手伝わんぞ、俺の生死に関わるような物の製作なんぞに

莉紗「ね〜、やろうよ〜梶v
和也「鰍チてなんだ鰍チて!!」

莉紗「よしわかった、ならこうしよう!」
和也「…?」
一体何を思い付いたんだ…またろくでもないことか?


莉紗「今日の晩御飯、唐揚げにしてあげる!」
和也「よぉし、久しぶりの創作だ!楽しみだな〜!」
※唐揚げに釣られました









材料を買うため、近くのホームセンターへ

和也「あ、霧島さんだ」
莉紗「何!?大魔王シュb」
和也「それはもういいんだよ」

霧島「あ、こんにちは〜」
こちらに気づいた霧島さんが、ニコニコ笑いながらこちらへ来る


和也「こんにちは、霧島さん。買い物ですか?」
霧島「はい、ペットの餌を買いに来ました〜。」
和也「ペット飼ってたんですか?何飼ってるんですか?」
霧島「いろいr」
莉紗「ハァッ!!」


ドゴッ

霧島「ありがとうございますっ!」

和也「お礼言っちゃったよ!何で殴った!!」
莉紗「挨拶代わりの右ストレート!」
和也「普通に挨拶しろ!」

姉ちゃんの「挨拶という名の右ストレート」が、霧島さんの腹にクリティカルヒットした…かなり痛そうだ、大ダメージだろうな…

霧島「ふへ、ふへへへへぇ……」
いや、むしろ回復してるな





「あれが猫宮鈴華……!」
電柱に人影があったような………















莉紗「みんなー!戻ってきたよ〜!」
勢いよく家に入った姉ちゃんは、一体誰宛の台詞かわからないことを言ってるが、俺はスルーしてリビングで買ってきた物を広げる


莉紗「じゃあ今から、大剣を作るよ大剣!」
和也「大剣かぁ…普通の剣にしないか?そっちの方が簡単だぞ?」
莉紗「唐揚げ」
和也「よっしゃあ!!張り切って作るぞ〜!!」
※唐揚げに釣られました


莉紗「まずは、針金で刃の型を作ります!」
和也「はーい」
針金を刃の形にする。それを3回通りに

莉紗「こんな感じかな!じゃあ、ここで切るよ〜」
ペンチを取りだし、切るところを挟む

莉紗「あれ?
え?
切れないっ
硬っ!
ねぇ!
ねぇ!
ねぇ!

硬いっ!

硬いよ

これ!

ねぇ!」


和也「うるせー!!」
プチッ

莉紗「あ、切れた!」
姉ちゃんが力があるわけでもないわけでもない腕力で針金を切ろうとすることと、作者が遊びが終わったので次いこうと思う


莉紗「次はこれ!この鉄製…鉄製?アルミ製?まぁどっちでもいいや、この棒を針金の真ん中にセッツ!!」
真ん中に長い棒と、両端に刃の型と同じ長さの棒を置く姉ちゃん。その後、グルーガンという熱したのりみたいなのが出てくる銃で引っ付ける。俺は姉ちゃんがこの棒を持った瞬間、振り回すかと思って警戒していた

莉紗「続いて、このアルミホイルで刃のところ覆うよ〜!和也〜、そっち持ってて〜」
和也「はいよ」
黙々と、アルミホイルで刃のところを巻いていく俺達…

莉紗「お腹すいた!ピ○ポテト食べる!」
姉ちゃんが離脱した模様。

莉紗「わぁ、本当に大剣っぽい!」
姉ちゃんがピザポ○トをバリバリバリバリ食べながら言う。
和也「こんなもんでいいだろ…刃は完成だな」
莉紗「よし!次は柄の部分かな〜」

柄の部分は簡単だ。さっきのアルミだかなんだかわからん棒に、黒いガムテープを貼りまくるだけ

莉紗「……」
姉ちゃんが黒いガムテープを伸ばして、何を思ったのか俺の脛にそれを貼る。

和也「あ、おい!なにしてn」

バリッ

和也「イテェ!!」
さっき貼ったガムテープを一気に剥がされた
和也「おい!何するんだ!」
莉紗「というわけで、貼っていきまーす」
和也「聞けぇ!!」

そんな感じでガムテープを貼りまくる姉ちゃん。そして……








莉紗「できたー!」
やっと完成した!
和也「疲れた…まぁ、それなりの出来具合だなぁ」
莉紗「………」
姉ちゃんは早速、その大剣を構える。俺に向かって

莉紗「覚悟しろ…魔境皇ハデス!!」
この人すげーわ、瞬時にこんなこと思い付くもん
そして俺は今日も、家の中で逃げ回る(笑)

つづく




おまけ

莉紗「みんなー!じゃんけん占いの時間だよ!いくよ〜、じゃーんけーん、ぽんっ!」















パー

勝った人
明日はきっと、心の底から喜べるようないいことあるに違いない!楽しみにしてなされ!

あいこの人
自分に自信を持てば、どんなことだってできるはず!それを手助けしてくれるカラーは、赤!

負けた人
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………

莉紗「それじゃ、またねー!」
※占いの内容は、作者が適当に考えたことです。本気にしないでください

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