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4話『ノリ?』










僕は逃げている。家の中で逃げ回っている。こんなに一生懸命逃げ回るのはいつ振りだろうか。
あ、昨日も逃げてたわ。



莉紗「ウラーーーーーー!!!」

あぁぁぁぁ…あのお菓子(うまい●)の袋、捨てなきゃよかった…
莉紗「貴様、よくもネグリジェ=レ=ジフナードを殺してくれたなああぁぁぁぁぁぁ!!!」

今、僕は生死の境をさまよっている。
我がお姉様がダーツを極めたため、それを使って僕を射てやろうとしているのだ。
なんとかフェイントをかけてダーツをよけきっているものの、いつ当たってもおかしくない。
こうなったら、例のエアガンを使うしかない!!
僕は振り向き、こういう時のための小さめのエアガンをポケットから取り出し、姉の眉間を狙う。
和也「死ねえええええええええええええええええええええ!!!」
引き金を引いた。





莉紗「           」






姉はBB弾が当たる(眉間にhit)と同時に、力なく倒れた。体が小刻みに震えている。

泣いてる!?


莉紗「ぅ…和也に『死ね』っていわれたぁ…」
幼稚園児か!?ノリに決まってるだろうが!!
とはいっても、姉も女の子だ。(変わってるけど)
女の子を泣かせるのは男として少々どうかと思った。
和也「ごめん…ノリで言っちゃった…」
素直に謝ってみる。
莉紗「…そのお詫びとして一つ願いがあるんだけど……」

姉が伏せていた顔を上げる。涙目で顔が真っ赤。
…カワイイ。
ちょっと他の男たちが惚れるきがわかった…
莉紗「口から、血、出して。」
ですよねぇ〜wwやっぱりかわいくないよ、この人。
返答の代わりに、エアガンを姉に向けてぶっ放す。
莉紗「ぐっ……こ、交渉…決裂……か…。む、無念……」
主人公役をしていたであろう姉は再び床に倒れた。




この後、平然として机に向かっていったのは言うまでもないだろう。


挿絵:https://pbs.twimg.com/media/CCeoDkiUwAI7d7H.jpg:large

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