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第28話 ハラハラ!職業体験 パート2 後編
中編の続き



508号室



くろまめっち「へぇ〜そんなことがあったのか!」

まめっち「はい。くろまめっち達はどうでしたか?」

くろまめっち「俺は忙しかったぜ。用具を磨いたり品物を出したりと…」

まめっち「そうだったんですか。さてと1日目のレポートも書き終わりました」

ラブリっち「ねぇまめっちちょっと相談があるんだけど」

まめっち「何でしょうか?」

ラブリっち「最終日にちょっとした劇をみんなに披露したいなって思っているんだけど…その劇にまめっちとふらわっちにも出てほしいの」

まめっち「僕ですか!?」

ふらわっち「えぇ!?私も」

ラブリっち「うん。劇はヒーローショーみたいに正義のヒーローが悪役を倒すっていう劇だからね。それにはまめっちとふらわっち、そして私とたけおの協力が必要なの」

ふらわっち「ヒーローショー…悪役……うん!私協力する」

まめっち「わかりました。僕も協力します」

ラブリっち「ありがとう二人とも後は明日たけおにも許可をもらうから」

くろまめっち「ラブリっち楽しそうだな」

ラブリっち「うん。子供たち喜んでくれるといいな〜」

ふらわっち「きっと喜んでくれるわよ」

ラブリっちに寄り添う

ラブリっち「そうだよね〜ふらわっちお姉さん」

ふらわっち「ちょっとラブリっちってば!」

くろまめっち「ハハハ賑やかだな〜今日は」

まめっち「ですね」


そして次の日


幼稚園に向かっている頃


たけお「俺が劇に!?」

ラブリっち「そうなの!お願い」

たけお「だがヒーロー役はまめっちとラブリっちだろ?悪役もいるし足りてるだろ?」

ラブリっち「ううん。足りてないよ」

たけお「な……まさか俺が悪役をやれとでも…」

ラブリっち「うん。2対2で丁度いいでしょ?」

たけお「しかしな…」

ふらわっち「一緒にやろうよ!!たけお」

たけお「……わかった。今回だけだぞ」

ラブリっち「ありがとうたけお」

たけお「俺なりに頑張ってみるか」

ふらわっち「うん……いたっ…」

ふらわっちがいきなり右足に痛みを感じ始めてしまう

メロディっち「ふらわっち大丈夫?」

ふらわっち「うん大丈夫。すぐ痛みも治まったから」

ピアニっち「もし何かあったらすぐ私達に言ってね。メンバーに何かあったら先生に報告しないとだから」

ふらわっち「うん。ありがとう」

まめっち「大丈夫でしょうか…」

たけお「……」


幼稚園 職員室にて



ラブリっち「園長先生実はお願いがあるのですが」

園長先生「何でしょうか?」

事情を話す

ラブリっち「ということなんです。お願いします」

園長先生「わかりました。子供たちにたくさんの笑顔をプレゼントしてあげてくださいね」

ラブリっち「ありがとうございます」


それから時間が経ち外で遊ぶ時間になる


マヤノ「ふらわっちお姉ちゃん!みんなと一緒においかけっとこして遊ぼう」

ふらわっち「いいわよ」

まめっち「僕も一緒にやります」

ラブリっち「あ、私も」

メロディっち「ミーも」

子供たちはまめっち達と一緒においかけっこをして遊んでいく

たけお「今のところ…大丈夫か…」

ピアニっち「たけおは一緒に遊ばないの?」

たけお「あぁちょっと心配でさ」

ピアニっち「ふらわっちの右足のこと?」

たけお「そうだ。俺聞いたんだよふらわっち以前足を捻挫したことがあるってな」

ピアニっち「じゃあもしかしてその傷がまた…」

たけお「まだわからない…」

ピアニっち「そう…」

ふらわっち「いたっ…!」

右足を抑えている

マヤノ「お姉ちゃん大丈夫?」

ふらわっち「…大丈夫よ。ほら走らないと捕まえちゃうよ」

マヤノ「アハハ」

たけお「とりあえず今日ふらわっちを病院へ連れて行ってみる。何かあったら連絡する」

ピアニっち「うん」


そして帰る時間になる



ラブリっち「明日が最終日ね」

まめっち「はい。明日が楽しみですね」

ふらわっち「うん」

たけお「ふらわっち!今から病院へ行くぞ」

ふらわっち「え!?病院?」

たけお「あぁその右足を見てもらうんだ。とりあえず見てもらった方がいい」

ふらわっち「…うん」

たけお「まめっち、ラブリっちすまないな」

まめっち「はい。くろまめっちにも事情は伝えておきます」

ラブリっち「悪い知らせがないことを祈ってるよふらわっち」

ふらわっち「うん」

たけお「じゃあ行こうか」

たけおとふらわっちは病院へと向かった

メロディっち「ふらわっち大丈夫かな?」

ピアニっち「きっと大丈夫だよ。ふらわっちなら」


病院にて


医者「ふらわっちさんの足の痛みですが幸い足が折れていたり捻挫をしているわけではありません。恐らく軽い筋肉痛だと思います」

たけお「そうですか」

ふらわっち「良かった」

医者「もしまた足の痛みが酷い時はいつでも来てください。今日はとりあえずマッサージと湿布はしておきますね」

ふらわっち「ありがとうございます」

しばらくして病院を後にする

たけお「良かったな。捻挫とかじゃなくて」

ふらわっち「筋肉痛か〜ちょっと動きすぎちゃったかな」

たけお「無理しすぎもあるかな。あまり心配かけるなよ」

ふらわっち「うん。ありがとう」


二人は学生寮へと帰っていった



パート3へ続く

21/05/30 17:30更新 / エムビー
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