第23話 たけおの真実 前編
前回のあらすじ
水泳競技大会に参加したたけおは個人種目バタフライ100mで見事1位となりたけおそして応援していたまめっち達は大いに喜んだ。しかし突然会場内の更衣室でたけおは倒れてしまった一体何があったのか
セイヤ「たけおどうした?おぃ!!誰か救急車を呼んでくれ!!!!」
その頃大会の帰り道にて
ラブリっち「たけお凄かったね!」
まめっち「はい。最後のあの追い抜き凄かったです」
ピアニっち「次も頑張ってほしいね」
みんな「うん」
ふらわっち「ねぇたけお遅くない?もうみんな会場から出ているのに」
けいすけ「確かにそうだな…何かあったんだろうか?」
するとけいすけに一本の電話が入る
ラブリっち「けいすけ電話が鳴ってるよ」
けいすけ「すまないラブリっち。もしもし」
セイヤ「あ、もしもしけいすけ君か?」
けいすけ「はい。そうです。どうしましたか?」
セイヤ「それが……たけおが更衣室で倒れていたんだ」
けいすけ「な…!?」
けいすけはその言葉にショックを受けた
まめっち「けいすけさん?」
けいすけ「それで…」
セイヤ「今救急車を呼んでいる…もうすぐ来るだろう」
けいすけ「わかりました」
電話を切る
ラブリっち「けいすけ誰からだったの?」
けいすけ「水泳部の部長からだ…」
ピアニっち「水泳部の部長がどうして?」
けいすけ「みんな聞いてくれ…たけおが……たけおが…会場内にある更衣室で倒れたそうだ」
みんな「え!?」
けいすけの言葉にみんなはショックを受けた
ふらわっち「そんな…嘘でしょう?」
けいすけ「嘘じゃない…見ろ」
けいすけが指を差したほうを見ると救急車が来ていた
まめっち「そんなことって…」
ラブリっち「たけおが…そんな」
ピアニっち「たけお…」
ふらわっち「そんなの嫌…たけおが……たけおが…」
するとたけおが救急隊員によって運ばれてくる
けいすけ「すまない。俺行かないと」
まめっち「僕たちもいきます!」
けいすけ「…わかった。行こう」
けいすけはまめっちと一緒に救急車の近くへと向かった
隊員「君は?」
けいすけ「同僚です!一緒に連れて行ってください」
ふらわっち「友達です!私達もお願いします」
隊員「わかった。乗りたまえ」
けいすけとまめっち達は救急車に乗り病院へと向かっていった
病院内にて
医者「ここで待っていなさい」
けいすけ「はい…」
たけおは手術室へと運ばれていった
ピアニっち「たけお…大丈夫かな?」
まめっち「まだ…何も…」
けいすけ「たけお…」
ふらわっち「けいすけ…けいすけはたけおのこと何か知っていたんじゃないの?」
けいすけ「え!?」
ふらわっち「正直に答えて!たけお何かの病気なんじゃないの?」
まめっち「ふらわっちそれはさすがに…」
けいすけ「いや…ふらわっちのいう通り…あいつは病気なんだよ」
ラブリっち「たけおが病気!?私たけおから一言も…」
けいすけ「言えなかったんだよ。みんなを悲しませたくないからってな」
ふらわっち「じゃあたけおが胸を抑えていたのって…癖じゃなくて」
けいすけ「心臓だよ。あいつが悪いのは…胸なんだよ」
ふらわっち「え…!?」
まめっち「でもどうして…」
けいすけ「覚えているか?ドリたまスクールでプール開きをしたときのこと」
※プール開きの話は俺達とたまごっちの話をご覧ください
ラブリっち「あの時って確か私とメロディっち、ふらわっちがプールの中でアポス率いる人工機械生命体に操られていたエコうさっちとののぽっちが投げつけた巨大な鉄球の下敷きにされてたんだよね」
メロディっち「でもその時たけおがミー達を庇ってくれたんだよね!でもそれと何の関係があるの?」
けいすけ「大アリだ!その時たけおは無茶をしたんだよ…巨大な鉄球の下敷きになっていたときたけおは胸に大きなダメージを受けてたんだ…だがその時はまだたけおは元気だった」
ふらわっち「あれが原因でたけおが…そんな」
まめっち「そういえばたけおさんあの時目を覚ますのがかなり遅かったですよね…ではそれが原因で」
けいすけ「そうだ…心臓に大きなダメージを受けたせいでたけおの意識が戻るのが遅かったんだよ」
ラブリっち「たけおはあの時無茶してまで私達を守ってくれたんだね」
ふらわっち「その無茶がとうとう体に現れ始めたんだね…」
けいすけ「そうだ。あれは1年ぐらい前のことだ。そう俺やたけおがジ・アースに戻っていたころだ。さっきのことと同じことが初めて起こった」
ピアニっち「え!?さっきのが初めてじゃなかったの?」
けいすけ「あぁその時のたけおの症状は医者がいうに胸に異常があると診断された。その診断結果が「心筋梗塞」だった」
まめっち「では先程の症状も…」
けいすけ「まだわからない。今は待つしかない」
それからしばらく経った頃手術室から医者が出てくる
けいすけ「どうですか?」
医者「意識は取り戻しましたが今だ危険な状態です」
けいすけ「そうですか…ありがとうございました」
医者「ではこれで」
けいすけ達はたけおの病室へと向かった。病室に入るとたけおは酸素マスクをしながら寝ていた
けいすけ「たけお大丈夫か?」
たけお「みんな……」
ふらわっち「たけお大丈夫?」
たけお「あぁ……みんな…心配かけて悪かった」
ピアニっち「いいんだよ…こうしてたけおが無事なんだから」
たけお「無事…か…」
けいすけ「お前のことみんなに話したぞ……」
たけお「ありがとう…けいすけ…ゴホッ」
まめっち「たけおさん」
たけお「大丈夫だ…喋り疲れただけだ…」
メロディっち「無理は良くないよ」
ラブリっち「そうだよ」
たけお「あぁ…悪いな…みんな…来てくれてありがとう」
ふらわっち「たけおまた来るからね」
ピアニっち「病気に負けないでね!たけお」
ラブリっち「頑張ってね!たけお」
メロディっち「ファイトだよ!たけお」
まめっち「辛いとは思いますが頑張ってください!」
けいすけ「たけおまた来るからな」
たけお「あぁ…」
けいすけ達は病室を後にする
けいすけ「俺はこの後診断結果を聞きに行くからまめっち達は先に帰っていてくれ」
まめっち「わかりました」
ラブリっち「けいすけまた明日ね」
ふらわっち「また明日」
ピアニっち「またね」
メロディっち「グッバーイ」
けいすけ「あぁまた明日」
けいすけ以外学生寮へと戻っていった
けいすけ「さてと…」
けいすけは診断結果を聞きに行く
医者「間違いない。彼の病気は急性心筋梗塞だろう。これを見たまえ」
レントゲンを見せる
けいすけ「これって…以前と同じ」
医者「何ですって?彼は以前にも同じ症状を?」
けいすけ「はい」
医者「うむ…心筋梗塞は再発生することは少なくはない…だが彼は一度手術をしているみたいだね」
けいすけ「はい。彼は1年前に手術を受けています」
医者「では再手術を検討してみましょう。しかしこれで完治するかは保証はできませんが」
けいすけ「再手術お願いします!!」
医者「わかりました。我々も全力を尽くします」
けいすけ「お願いします」
中編に続く
水泳競技大会に参加したたけおは個人種目バタフライ100mで見事1位となりたけおそして応援していたまめっち達は大いに喜んだ。しかし突然会場内の更衣室でたけおは倒れてしまった一体何があったのか
セイヤ「たけおどうした?おぃ!!誰か救急車を呼んでくれ!!!!」
その頃大会の帰り道にて
ラブリっち「たけお凄かったね!」
まめっち「はい。最後のあの追い抜き凄かったです」
ピアニっち「次も頑張ってほしいね」
みんな「うん」
ふらわっち「ねぇたけお遅くない?もうみんな会場から出ているのに」
けいすけ「確かにそうだな…何かあったんだろうか?」
するとけいすけに一本の電話が入る
ラブリっち「けいすけ電話が鳴ってるよ」
けいすけ「すまないラブリっち。もしもし」
セイヤ「あ、もしもしけいすけ君か?」
けいすけ「はい。そうです。どうしましたか?」
セイヤ「それが……たけおが更衣室で倒れていたんだ」
けいすけ「な…!?」
けいすけはその言葉にショックを受けた
まめっち「けいすけさん?」
けいすけ「それで…」
セイヤ「今救急車を呼んでいる…もうすぐ来るだろう」
けいすけ「わかりました」
電話を切る
ラブリっち「けいすけ誰からだったの?」
けいすけ「水泳部の部長からだ…」
ピアニっち「水泳部の部長がどうして?」
けいすけ「みんな聞いてくれ…たけおが……たけおが…会場内にある更衣室で倒れたそうだ」
みんな「え!?」
けいすけの言葉にみんなはショックを受けた
ふらわっち「そんな…嘘でしょう?」
けいすけ「嘘じゃない…見ろ」
けいすけが指を差したほうを見ると救急車が来ていた
まめっち「そんなことって…」
ラブリっち「たけおが…そんな」
ピアニっち「たけお…」
ふらわっち「そんなの嫌…たけおが……たけおが…」
するとたけおが救急隊員によって運ばれてくる
けいすけ「すまない。俺行かないと」
まめっち「僕たちもいきます!」
けいすけ「…わかった。行こう」
けいすけはまめっちと一緒に救急車の近くへと向かった
隊員「君は?」
けいすけ「同僚です!一緒に連れて行ってください」
ふらわっち「友達です!私達もお願いします」
隊員「わかった。乗りたまえ」
けいすけとまめっち達は救急車に乗り病院へと向かっていった
病院内にて
医者「ここで待っていなさい」
けいすけ「はい…」
たけおは手術室へと運ばれていった
ピアニっち「たけお…大丈夫かな?」
まめっち「まだ…何も…」
けいすけ「たけお…」
ふらわっち「けいすけ…けいすけはたけおのこと何か知っていたんじゃないの?」
けいすけ「え!?」
ふらわっち「正直に答えて!たけお何かの病気なんじゃないの?」
まめっち「ふらわっちそれはさすがに…」
けいすけ「いや…ふらわっちのいう通り…あいつは病気なんだよ」
ラブリっち「たけおが病気!?私たけおから一言も…」
けいすけ「言えなかったんだよ。みんなを悲しませたくないからってな」
ふらわっち「じゃあたけおが胸を抑えていたのって…癖じゃなくて」
けいすけ「心臓だよ。あいつが悪いのは…胸なんだよ」
ふらわっち「え…!?」
まめっち「でもどうして…」
けいすけ「覚えているか?ドリたまスクールでプール開きをしたときのこと」
※プール開きの話は俺達とたまごっちの話をご覧ください
ラブリっち「あの時って確か私とメロディっち、ふらわっちがプールの中でアポス率いる人工機械生命体に操られていたエコうさっちとののぽっちが投げつけた巨大な鉄球の下敷きにされてたんだよね」
メロディっち「でもその時たけおがミー達を庇ってくれたんだよね!でもそれと何の関係があるの?」
けいすけ「大アリだ!その時たけおは無茶をしたんだよ…巨大な鉄球の下敷きになっていたときたけおは胸に大きなダメージを受けてたんだ…だがその時はまだたけおは元気だった」
ふらわっち「あれが原因でたけおが…そんな」
まめっち「そういえばたけおさんあの時目を覚ますのがかなり遅かったですよね…ではそれが原因で」
けいすけ「そうだ…心臓に大きなダメージを受けたせいでたけおの意識が戻るのが遅かったんだよ」
ラブリっち「たけおはあの時無茶してまで私達を守ってくれたんだね」
ふらわっち「その無茶がとうとう体に現れ始めたんだね…」
けいすけ「そうだ。あれは1年ぐらい前のことだ。そう俺やたけおがジ・アースに戻っていたころだ。さっきのことと同じことが初めて起こった」
ピアニっち「え!?さっきのが初めてじゃなかったの?」
けいすけ「あぁその時のたけおの症状は医者がいうに胸に異常があると診断された。その診断結果が「心筋梗塞」だった」
まめっち「では先程の症状も…」
けいすけ「まだわからない。今は待つしかない」
それからしばらく経った頃手術室から医者が出てくる
けいすけ「どうですか?」
医者「意識は取り戻しましたが今だ危険な状態です」
けいすけ「そうですか…ありがとうございました」
医者「ではこれで」
けいすけ達はたけおの病室へと向かった。病室に入るとたけおは酸素マスクをしながら寝ていた
けいすけ「たけお大丈夫か?」
たけお「みんな……」
ふらわっち「たけお大丈夫?」
たけお「あぁ……みんな…心配かけて悪かった」
ピアニっち「いいんだよ…こうしてたけおが無事なんだから」
たけお「無事…か…」
けいすけ「お前のことみんなに話したぞ……」
たけお「ありがとう…けいすけ…ゴホッ」
まめっち「たけおさん」
たけお「大丈夫だ…喋り疲れただけだ…」
メロディっち「無理は良くないよ」
ラブリっち「そうだよ」
たけお「あぁ…悪いな…みんな…来てくれてありがとう」
ふらわっち「たけおまた来るからね」
ピアニっち「病気に負けないでね!たけお」
ラブリっち「頑張ってね!たけお」
メロディっち「ファイトだよ!たけお」
まめっち「辛いとは思いますが頑張ってください!」
けいすけ「たけおまた来るからな」
たけお「あぁ…」
けいすけ達は病室を後にする
けいすけ「俺はこの後診断結果を聞きに行くからまめっち達は先に帰っていてくれ」
まめっち「わかりました」
ラブリっち「けいすけまた明日ね」
ふらわっち「また明日」
ピアニっち「またね」
メロディっち「グッバーイ」
けいすけ「あぁまた明日」
けいすけ以外学生寮へと戻っていった
けいすけ「さてと…」
けいすけは診断結果を聞きに行く
医者「間違いない。彼の病気は急性心筋梗塞だろう。これを見たまえ」
レントゲンを見せる
けいすけ「これって…以前と同じ」
医者「何ですって?彼は以前にも同じ症状を?」
けいすけ「はい」
医者「うむ…心筋梗塞は再発生することは少なくはない…だが彼は一度手術をしているみたいだね」
けいすけ「はい。彼は1年前に手術を受けています」
医者「では再手術を検討してみましょう。しかしこれで完治するかは保証はできませんが」
けいすけ「再手術お願いします!!」
医者「わかりました。我々も全力を尽くします」
けいすけ「お願いします」
中編に続く
21/04/22 22:16更新 / エムビー