第20話 兄妹対決 ふらわっちVSきざっち 前編
前回のあらすじ
ベノムからの脅迫によってふらわっちを見捨ててしまったきざっちはなんとべのむの手下となってしまっていた。たけおたちはきざっちを助けることを心に決めたのであった
それから2週間後のある日のこと
学生寮508号室
係員「御免下さい!」
ふらわっち「はーい今行きます」
ふらわっちが出る
係員「ふらわっちかこの手紙が508号室の君宛に届いていた」
係員から手紙を受け取る
ふらわっち「あ、ありがとうございます」
係員「では私はこれで」
ふらわっち「ご苦労様です」
まめっち「どなたでしたか?」
ふらわっち「係員の人で私宛に手紙を届けてくれたの」
ラブリっち「誰からなの?」
ふらわっち「え〜と…差出人は…え!?」
ふらわっちは驚きを隠せなかった
ラブリっち「どうしたの?」
ふらわっち「これ…お兄ちゃんからだ」
まめっち「読んでみてください」
ふらわっち「うん」
「ふらわっちへ 僕は今頃ベノムに洗脳されているだろう。だからそれまでに君に手紙を渡そうと思う。ふらわっち1週間後僕はベノムに支配されて君の学校を破壊しに行くだろう…だから君や君の仲間に伝えておきたかった……ふらわっち僕を兄と思ってくれてうれしかった…… 君の実兄きざっちより」
ふらわっち「……お兄……ちゃん」
涙がこぼれはじめる
ラブリっち「ちょっと待って!1週間後に私たちの学校を破壊しにいくって…」
まめっち「でもそんなこと誰も信じてくれませんよ」
ラブリっち「じゃあどうやって…」
ふらわっち「この手紙を…校長先生に見せにいく」
まめっち「校長先生にですか?」
ラブリっち「ふらわっちもしそれで校長先生に笑われたとしたら」
ふらわっち「笑われたって構わない…けどそんなのやってみなくっちゃわからないでしょ!!」
ラブリっち「ふらわっち…」
まめっち「ふらわっちに任せましょう」
ラブリっち「まめっち」
まめっち「頼みましたよ。ふらわっち」
ふらわっち「うん」
ふらわっちは校長室へと向かって走り出した
その様子をたけおは見ていた
たけお「ふらわっちどこに行くんだ?」
ふらわっち「この手紙を校長先生に見せに行くところなの」
たけお「手紙?」
ふらわっち「うん。これよ」
手紙を見せる
たけお「なになに…こ…これは!?」
ふらわっち「お兄ちゃんはベノムに支配されているみたいなの。それで一週間後学校を破壊するって…だから校長先生にそのことを伝えに行くの」
たけお「なるほど確かにそれはありだな。しかもきざっちは以前この学校の生徒でもあったわけだしきっと校長先生もわかってくれるだろう!」
ふらわっち「たけお」
たけお「俺も一緒についていく。細かいことは俺が説明する」
ふらわっち「うん。行こう」
二人は校長室へと向かった
校長室
ふらわっち「校長先生実は私達お話があってきました」
ベイル「話とは?」
ふらわっち「実は私の兄のきざっちからこんな手紙が来たのです」
ベイル「なんと!?君はあのきざっちの妹とは…驚いたよ。それでその手紙とやらは?」
ふらわっち「これです」
校長に手紙を手渡す
ベイル「なるほど…一週間後に彼がこの学校を破壊すると」
ふらわっち「はい」
ベイル「わかった。当日は私が先生達に指示を出し生徒たちを避難させるよう手配しよう。それで…君たちはどうするんだい?」
ふらわっち「兄を止めます」
たけお「自分もふらわっちと同じです!」
ベイル「わかった。私達の学校を何としても守ってくれ。約束だ」
二人「はい」
校長室を後にする
たけお「ふらわっち時間がないぞ。明日から早速特訓だ」
ふらわっち「と…特訓!?」
たけお「あぁそうだ。ふらわっちには何としてもきざっちを助け出さないといけない!そのためにふらわっちは力を付ける必要がある。わかるな?」
ふらわっち「う…うん。頑張ってみる」
たけお「よし!じゃあ明日狭間の森で待っているからな」
ふらわっち「うん」
そして次の日からふらわっちの特訓が始まった
狭間の森で
たけお「ハァ!!」
ふらわっち「きゃあ!!」
たけお「ふらわっちこんなものじゃないだろ!もっと全力で来い!!」
その様子をけいすけ、まめっち、ラブリっち、ピアニっちが見ていた
ラブリっち「たけお本気でふらわっちを相手しているね」
ピアニっち「だって相手はふらわっちのお兄さんだもん……たけおが本気でふらわっちを相手するのは当然だよ」
まめっち「ふらわっち大丈夫でしょうか?」
けいすけ「きっと特訓して強くなるはずさ。次はラブリっちだ!準備しておけ」
ラブリっち「私!?」
けいすけ「言っただろ?みんなでふらわっちの特訓に協力するってな」
ラブリっち「う…うん」
たけお「よし!俺はここまでだ!次はラブリっちだ」
ラブリっち「任せてたけお!さぁふらわっち今度は私だよ」
ふらわっち「よろしくね!」
特訓は日々続いていった
中編に続く
ベノムからの脅迫によってふらわっちを見捨ててしまったきざっちはなんとべのむの手下となってしまっていた。たけおたちはきざっちを助けることを心に決めたのであった
それから2週間後のある日のこと
学生寮508号室
係員「御免下さい!」
ふらわっち「はーい今行きます」
ふらわっちが出る
係員「ふらわっちかこの手紙が508号室の君宛に届いていた」
係員から手紙を受け取る
ふらわっち「あ、ありがとうございます」
係員「では私はこれで」
ふらわっち「ご苦労様です」
まめっち「どなたでしたか?」
ふらわっち「係員の人で私宛に手紙を届けてくれたの」
ラブリっち「誰からなの?」
ふらわっち「え〜と…差出人は…え!?」
ふらわっちは驚きを隠せなかった
ラブリっち「どうしたの?」
ふらわっち「これ…お兄ちゃんからだ」
まめっち「読んでみてください」
ふらわっち「うん」
「ふらわっちへ 僕は今頃ベノムに洗脳されているだろう。だからそれまでに君に手紙を渡そうと思う。ふらわっち1週間後僕はベノムに支配されて君の学校を破壊しに行くだろう…だから君や君の仲間に伝えておきたかった……ふらわっち僕を兄と思ってくれてうれしかった…… 君の実兄きざっちより」
ふらわっち「……お兄……ちゃん」
涙がこぼれはじめる
ラブリっち「ちょっと待って!1週間後に私たちの学校を破壊しにいくって…」
まめっち「でもそんなこと誰も信じてくれませんよ」
ラブリっち「じゃあどうやって…」
ふらわっち「この手紙を…校長先生に見せにいく」
まめっち「校長先生にですか?」
ラブリっち「ふらわっちもしそれで校長先生に笑われたとしたら」
ふらわっち「笑われたって構わない…けどそんなのやってみなくっちゃわからないでしょ!!」
ラブリっち「ふらわっち…」
まめっち「ふらわっちに任せましょう」
ラブリっち「まめっち」
まめっち「頼みましたよ。ふらわっち」
ふらわっち「うん」
ふらわっちは校長室へと向かって走り出した
その様子をたけおは見ていた
たけお「ふらわっちどこに行くんだ?」
ふらわっち「この手紙を校長先生に見せに行くところなの」
たけお「手紙?」
ふらわっち「うん。これよ」
手紙を見せる
たけお「なになに…こ…これは!?」
ふらわっち「お兄ちゃんはベノムに支配されているみたいなの。それで一週間後学校を破壊するって…だから校長先生にそのことを伝えに行くの」
たけお「なるほど確かにそれはありだな。しかもきざっちは以前この学校の生徒でもあったわけだしきっと校長先生もわかってくれるだろう!」
ふらわっち「たけお」
たけお「俺も一緒についていく。細かいことは俺が説明する」
ふらわっち「うん。行こう」
二人は校長室へと向かった
校長室
ふらわっち「校長先生実は私達お話があってきました」
ベイル「話とは?」
ふらわっち「実は私の兄のきざっちからこんな手紙が来たのです」
ベイル「なんと!?君はあのきざっちの妹とは…驚いたよ。それでその手紙とやらは?」
ふらわっち「これです」
校長に手紙を手渡す
ベイル「なるほど…一週間後に彼がこの学校を破壊すると」
ふらわっち「はい」
ベイル「わかった。当日は私が先生達に指示を出し生徒たちを避難させるよう手配しよう。それで…君たちはどうするんだい?」
ふらわっち「兄を止めます」
たけお「自分もふらわっちと同じです!」
ベイル「わかった。私達の学校を何としても守ってくれ。約束だ」
二人「はい」
校長室を後にする
たけお「ふらわっち時間がないぞ。明日から早速特訓だ」
ふらわっち「と…特訓!?」
たけお「あぁそうだ。ふらわっちには何としてもきざっちを助け出さないといけない!そのためにふらわっちは力を付ける必要がある。わかるな?」
ふらわっち「う…うん。頑張ってみる」
たけお「よし!じゃあ明日狭間の森で待っているからな」
ふらわっち「うん」
そして次の日からふらわっちの特訓が始まった
狭間の森で
たけお「ハァ!!」
ふらわっち「きゃあ!!」
たけお「ふらわっちこんなものじゃないだろ!もっと全力で来い!!」
その様子をけいすけ、まめっち、ラブリっち、ピアニっちが見ていた
ラブリっち「たけお本気でふらわっちを相手しているね」
ピアニっち「だって相手はふらわっちのお兄さんだもん……たけおが本気でふらわっちを相手するのは当然だよ」
まめっち「ふらわっち大丈夫でしょうか?」
けいすけ「きっと特訓して強くなるはずさ。次はラブリっちだ!準備しておけ」
ラブリっち「私!?」
けいすけ「言っただろ?みんなでふらわっちの特訓に協力するってな」
ラブリっち「う…うん」
たけお「よし!俺はここまでだ!次はラブリっちだ」
ラブリっち「任せてたけお!さぁふらわっち今度は私だよ」
ふらわっち「よろしくね!」
特訓は日々続いていった
中編に続く
21/04/01 00:34更新 / エムビー