第10話 心との戦い 前編
前回のあらすじ
様子がおかしくなったラブリっちを探すためブリテン学園の地下倉庫へと向かったたけお達そこで見たものは封印鎧を纏ってしまったラブリっちであった。封印鎧を着たラブリっちを止めるためふらわっちがラブリっちに挑んだものの封印鎧の力によって拘束されてしまう。それを止めるためけいすけはラブリっちを殴り止めさせようとしたが今度はけいすけに狙いを定めてしまった。果たしてけいすけ達の運命はいかに
ラブリっち「ハァァァ!!!」
けいすけ「うっ…」
ふらわっち「けいすけ…危ない」
ラブリっちが小刀をけいすけに振りかざそうとしたとき突然ラブリっちが苦しみだす
ラブリっち「うぅ……私の……私の邪魔を…しないで…うぅ」
たけお「どうしたんだ?」
ふらわっち「ラブリっち…きっと心の中で悪い心と戦ってるのかも…うぅ…」
ふらわっちは倒れてしまう
たけお「ふらわっち」
ふらわっちを担ぐ
ラブリっち「あぁ……うぅ……頭が……あぁ……苦しい」
まめっち「ラブリっち!」
くろまめっち「ラブリっち!!」
?「引け!羽衣を纏いしものよ」
するとそこに鎧を纏いお面を被った男が現れる
ラブリっち「……はい」
ラブリっちはその場を立ち去る
まめっち「ラブリっち!…あなたは一体…」
たけお「ラブリっちに危害を加えた場合は…」
けいすけ「ただじゃおかない」
?「我は「天神「アマツ」彼女に危害を加えてなどいない。危害を加えたのは恐らく悪魔の男「ベノム」であろう」
たけお「な……」
けいすけ「やはり奴が…しかしどうやってラブリっちを…」
アマツ「恐らくだが…お前達バルコニーで気絶していただろう?」
たけお「あぁ…」
アマツ「その時に奴は彼女(ラブリっち)の心、感情そして思い出等をすべて消したのであろう」
けいすけ「だが気を失っていて目が覚めたときはラブリっちは普通だった」
アマツ「恐らくはその時彼女の心はベノムの力を抑えていたのだろう」
たけお「なるほど…」
エリス「ベノム…彼がラブリっちを…」
まめっち「許せないです…ラブリっちの……僕たちの思い出を……」
くろまめっち「すべて消した…だと…」
二人は拳を握っていた
たけお「落ち着け二人とも…俺達も同じ気持ちだ」
アマツ「彼女のことは我に任せよ。それと…」
ふらわっちを見る
アマツ「酷くやられたな…少しジッとしていろ今治してやろう」
アマツは治癒魔法を唱えふらわっちを治す
ふらわっち「…うっ…私は…あれ?傷が治ってる」
たけお「ふらわっち大丈夫か?」
ふらわっち「うん。それより…あなたは?」
アマツ「我はアマツそなたの傷を治してやった」
ふらわっち「ありがとうございます…それよりラブリっちは?」
アマツ「あとで彼らに聞くといい。彼女の事は我に任せるのだ」
ふらわっち「でも…」
アマツ「案ずることはない。そなた達は彼女のことを大事に思っていることは我にもわかっているつもりだ。もしも「その時」が訪れたときはそなた達に託そう」
たけお「アマツと言ったな。ベノムが君を襲ってくるかもしれないぞ」
アマツ「言ったであろう?案ずるなと」
たけお「ラブリっちはベノムに支配されているんだぞ…うかつに近づいたら」
アマツ「ベノムに対しては注意はしておこう。しかし今は彼女だ」
その場を去ろうとする
ふらわっち「待って!」
アマツ「なんだ?」
ふらわっち「あなたは私たちの味方なんですか?敵なんですか?」
アマツ「我はそなた達の味方だ。エリスとは古い知り合いなのでな…エリス彼らを頼んだぞ」
エリス「はい」
アマツはラブリっちを追い姿を消す
たけお「消えた…不思議な奴だったな」
けいすけ「あぁそれよりエリス…あとで話したいことがある」
エリス「えぇアマツのことでしょう?あとであなた達の部屋でゆっくり話すわ」
ケイシー「みんなそれよりここから出ましょう。あまりこの場所は長居は禁物なの」
たけお「そうか…ありがとうケイシー」
ケイシー「どういたしまして」
ケイシーはたけおたちを連れて正門へと向かった
中編に続く
様子がおかしくなったラブリっちを探すためブリテン学園の地下倉庫へと向かったたけお達そこで見たものは封印鎧を纏ってしまったラブリっちであった。封印鎧を着たラブリっちを止めるためふらわっちがラブリっちに挑んだものの封印鎧の力によって拘束されてしまう。それを止めるためけいすけはラブリっちを殴り止めさせようとしたが今度はけいすけに狙いを定めてしまった。果たしてけいすけ達の運命はいかに
ラブリっち「ハァァァ!!!」
けいすけ「うっ…」
ふらわっち「けいすけ…危ない」
ラブリっちが小刀をけいすけに振りかざそうとしたとき突然ラブリっちが苦しみだす
ラブリっち「うぅ……私の……私の邪魔を…しないで…うぅ」
たけお「どうしたんだ?」
ふらわっち「ラブリっち…きっと心の中で悪い心と戦ってるのかも…うぅ…」
ふらわっちは倒れてしまう
たけお「ふらわっち」
ふらわっちを担ぐ
ラブリっち「あぁ……うぅ……頭が……あぁ……苦しい」
まめっち「ラブリっち!」
くろまめっち「ラブリっち!!」
?「引け!羽衣を纏いしものよ」
するとそこに鎧を纏いお面を被った男が現れる
ラブリっち「……はい」
ラブリっちはその場を立ち去る
まめっち「ラブリっち!…あなたは一体…」
たけお「ラブリっちに危害を加えた場合は…」
けいすけ「ただじゃおかない」
?「我は「天神「アマツ」彼女に危害を加えてなどいない。危害を加えたのは恐らく悪魔の男「ベノム」であろう」
たけお「な……」
けいすけ「やはり奴が…しかしどうやってラブリっちを…」
アマツ「恐らくだが…お前達バルコニーで気絶していただろう?」
たけお「あぁ…」
アマツ「その時に奴は彼女(ラブリっち)の心、感情そして思い出等をすべて消したのであろう」
けいすけ「だが気を失っていて目が覚めたときはラブリっちは普通だった」
アマツ「恐らくはその時彼女の心はベノムの力を抑えていたのだろう」
たけお「なるほど…」
エリス「ベノム…彼がラブリっちを…」
まめっち「許せないです…ラブリっちの……僕たちの思い出を……」
くろまめっち「すべて消した…だと…」
二人は拳を握っていた
たけお「落ち着け二人とも…俺達も同じ気持ちだ」
アマツ「彼女のことは我に任せよ。それと…」
ふらわっちを見る
アマツ「酷くやられたな…少しジッとしていろ今治してやろう」
アマツは治癒魔法を唱えふらわっちを治す
ふらわっち「…うっ…私は…あれ?傷が治ってる」
たけお「ふらわっち大丈夫か?」
ふらわっち「うん。それより…あなたは?」
アマツ「我はアマツそなたの傷を治してやった」
ふらわっち「ありがとうございます…それよりラブリっちは?」
アマツ「あとで彼らに聞くといい。彼女の事は我に任せるのだ」
ふらわっち「でも…」
アマツ「案ずることはない。そなた達は彼女のことを大事に思っていることは我にもわかっているつもりだ。もしも「その時」が訪れたときはそなた達に託そう」
たけお「アマツと言ったな。ベノムが君を襲ってくるかもしれないぞ」
アマツ「言ったであろう?案ずるなと」
たけお「ラブリっちはベノムに支配されているんだぞ…うかつに近づいたら」
アマツ「ベノムに対しては注意はしておこう。しかし今は彼女だ」
その場を去ろうとする
ふらわっち「待って!」
アマツ「なんだ?」
ふらわっち「あなたは私たちの味方なんですか?敵なんですか?」
アマツ「我はそなた達の味方だ。エリスとは古い知り合いなのでな…エリス彼らを頼んだぞ」
エリス「はい」
アマツはラブリっちを追い姿を消す
たけお「消えた…不思議な奴だったな」
けいすけ「あぁそれよりエリス…あとで話したいことがある」
エリス「えぇアマツのことでしょう?あとであなた達の部屋でゆっくり話すわ」
ケイシー「みんなそれよりここから出ましょう。あまりこの場所は長居は禁物なの」
たけお「そうか…ありがとうケイシー」
ケイシー「どういたしまして」
ケイシーはたけおたちを連れて正門へと向かった
中編に続く
21/02/08 22:23更新 / エムビー