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第22話 たまごっち星の危機 人工機械生命体編 第2章 協力者 前編
前回の続き


とある場所


牢獄


まめっち「う……うーん……こ、ここは一体何処なんでしょうか?」

ふらわっち「……うーん……」

まめっち「ふらわっち!大丈夫ですか?」

ふらわっち「まめっち!?まめっちも偽物に捕まったの?」

まめっち「はい…ふらわっちも僕と同じようですね。それにしても…ここは何処なんでしょうか」

ふらわっち「もしかしてここって…どこかのお城じゃないかな」

まめっち「確か連れ去られる前に城に連れていくとか言っていましたね。ではここが…」

兵士「おい!出ろ皇帝がお呼びだ」

二人は牢獄を出て兵士とともに皇帝が待つであろう部屋に向かって歩き出した

兵士「皇帝!例の二人をお連れいたしました」

皇帝「ご苦労!下がってよいぞ」

兵士「はっ!」

兵士は下がる

皇帝「貴様たちがたけおとかいう奴らの仲間だな…」

まめっち「僕達をさらったりしてどうするつもりですか!!」

皇帝「それはだな…」

まめっち「それは…」

皇帝「たまごっち星を征服するために貴様らを人質にとったのだよ」

ふらわっち「たまごっち星を…征服!?」

まめっち「そんなことはさせません!!」

皇帝「それともう一つある」

ふらわっちを見て

皇帝「その子を我が花嫁として迎えるためだ」

ふらわっち「!?……いや…そんなのいや!」

皇帝「いやとはいわせんぞ!」

ふらわっちをサイコキネシスで引き寄せる

ふらわっち「きゃあぁ!まめっち!!」

まめっち「ふらわっち!!」

皇帝「なかなかいい顔をしておる…」

ふらわっち「離して!!!」

皇帝「その男にはもう用はない。連れて行け」

兵士「来い!!」

まめっち「ふらわっち!!!」

ふらわっち「まめっち!!!」

まめっちとふらわっちはそれぞれ連れて行かれてしまう


牢獄


兵士「入れ!!」

まめっち「うわぁ」

鍵を閉め

まめっち「ふらわっち……」

するとそのとき牢屋の窓の隙間から紙飛行機が飛んでくる

まめっち「これって紙飛行機でしょうか?」

紙飛行機を開くと中には文字が書かれている

「ここを脱出するには、兵士にばれないようにベッドの隙間にある隠し通路から出るしかない。隠し通路から出たところはひと気がない倉庫になっている。そこで君を待つ。ミスターWより」

まめっち「ミスターW…いったい誰なのでしょうか?とにかく兵士にばれないように隠し通路へ向かわないと」

しばらくして兵士が居眠りを始める

まめっち「今の内です」

まめっちはベッドの隙間の隠し通路へと向かった

まめっちがいなくなった頃兵士が眼を覚ます

兵士「ふぁぁ…ん?しまった脱走された!!脱走だ!!!!!!」

警報を流す

兵隊長「貴様はたるんどる!!居眠りなんかしおって!!!!」

殴る

兵士「すみません!」

兵隊長「貴様は逃げた脱走者を必ず捕まえろ」

兵士「はっ!」

その頃まめっちは隠し通路を抜けひと気のない倉庫へとたどり着く

まめっち「ここがその倉庫のようですが…」

?「やぁ待っていたよまめっち君」

まめっち「あなたは?」


ミスターWの正体とは?



中編に続く
















16/08/31 10:18更新 / エムビー
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