読切小説
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ここのタイトル普通に「あけましておめでとうございます」でよくね?








リベル「…お、映ってる?映ってるかな?…映ってるってことでいいかな!よし!」
今回も懲りずに(?)年末小説を書いているが、何やらいつもとち
リベル「何やらいつもと違うって思ったでしょ?そうだよね?」
あのセリフ取らないで

リベル「いつもなら青ジャージとパパラッチと引きこもりの三人が年末企画を仕切ってるけど、今回は違うよ?私達「ダウンフォール」の企画をするよ☆」
精一杯なウィンクをするが、目元がどっかのヨルハ部隊みたいに隠れているためウィンクが全く見えない。

リベル「ついでにメンバーの紹介も挟むつもりだから、怖がらなくていいよ☆(?)」

「何をしているのですか?リベル」
リベル「あ、リーダー!」

彼女の名前は【メモリー】
ダウンフォールの創立者であり、リーダーでもある少女。発言や態度から冷徹そうに見えるが、実際はそこまでじゃない。ダウンフォールのメンバーをスカウトしたり能力を使って全員に指示、退却時のあらゆる対応、集めた魂のエネルギーの管理等を主な仕事としている。一度食べ歩きがしてみたいと思っている。

メモリー「…なるほど、そういうことでしたか。」
メモリーの紹介文が表示されている間に説明をして笑みを浮かべているリベル。そんなリベルを見て軽くため息を吐き
メモリー「くだらないd」
リベル「あー!今ため息吐いたでしょ!ため息を人に向かって吐いちゃいけないでしょ!ていうか、人に向かって吐いちゃいけませんって習ったでしょ!」
メモリー「習ってませんが…」
リベル「えぇ!?習った上でやってる!?」
メモリー「あの人の話をk」
リベル「それはよくない!世の中の平和のために動くダウンフォールのリーダーがそんなんじゃあいけない!ちょっとこっちに来なさい(企画強制参加させるつもり)」
メモリー「………」
そりゃため息も吐きたくなるわ





【公開情報001】
ダウンフォールのメンバーは全員偽名を使用している。見た目の特徴、若しくは能力等から偽名を決めている。

一部例外がある。




リベル「よーし、みんな集まったね!」
集まったというより、リベルによって半強制的に集められた4人。順番に紹介していこう。


「一体何をするつもりなんだぃ、リベル?」

彼女の名前は「トレス」、ダウンフォールの参謀だ。メンバー全員にローブが支給されており、それを被っているがローブ越しでもケモミミが生えてるのがわかり、キツネの尻尾が生えていることから半獣人の類だろう。陽気な性格をしており、メンバーの相談等も受けており、面倒見がいい。


「そうだぞリベル!もしかして、今から見回りか!」

今からすることが見回りだと勘違いして張り切っている彼女の名前は「ヒーロー」、リベルと同じくダウンフォールのメンバーだ。人一部…いや十倍程正義感が強く、魂集め以外にも困った人をよく助ける。外で活動する際ローブを被っているが「こんなコソコソ隠れるような真似、ヒーローらしくない!正義の味方なら、堂々とするべきだ!」と言ってフードを取っており、メモリーも何度か注意したのだが諦めたか、それともヒーローに対する周りの評価が高いか不明だが、今は注意してない。


「そういえば、もう年末か。長く祠に居たから、日にちの感覚が麻痺しているな…。」

彼女の名前は「ファントム」、同じくダウンフォールのメンバーだ。ローブからはみ出た竜の尻尾や手足に竜の鱗みたいな装甲を纏っており、尻尾も動いてる辺り半竜の類だろう。ダウンフォールの仕事もこなしているが「我と対等に戦える者に会いたい」と、戦闘狂らしきことも呟く。


リベル「さっきも少し話したけど、年末企画をやろうと思ってね☆」
トレス「それならみんなでやった方がよくないかぃ?」
ファントム「そういえば、4人ほど此処にいないな。」
ヒーロー「まさか、見回」
ファントム「それはないだろう。」

リベル「声かけたよ?けど」

メモリー「そういえば、エネルギーに関する作業の途中でした。先に行っててください。」
※逃げた
ロクドウ「…くだらん。」
※帰った
スパナ「ん?あぁ、わりぃな。この後会う約束しててな…。」
※断った
シスター「すみません、そろそろ神に祈りを捧げる時間なので…」
※祈った

リベル「みたいな感じでさぁ」
トレス「二人程面倒くさくて帰ったねぇ。」
リベル「というわけで、この4人でやってくよ☆」





【公開情報002】
メンバー全員に支給されるローブには、外部からのあらゆる探知を遮断する機能がある。基地にも同じ機能の結界が張られており、基地内では全員フードを取っている。






リベル「よし、始める前に少し準備するよ☆」
そう言ってトランプを取り出し、トランプを2つに分けてそれぞれのカードの端を反らせながらはじいて端同士をかみ合わせる。

ヒーロー「変わったシャッフルだな!」
ファントム「確か、ショットガンシャッフルだったか?」
リベル「ショットガンシャッフルはカードを傷めるぜ!!!」
ファントム「じゃあやるな。」

シャッフルし終えたトランプを机の上に並べる。
トレス「もしかして、神経衰弱かぃ?」
リベル「半分正解、もう半分はコレだよ♪」
なにやら紫色の球体を取り出す
ファントム「なんだそれは?」
リベル「この装置は、ランダムなタイミングで放電する機能がある装置だよ♪」
ヒーロー「なに!?何故そんな危険な装置を!…まさか!」
※ビリビリグッズと同じくらいの電撃です。

リベル「そう!自分のターンが来たらこの装置を持って、次の人に回す際にこの装置を渡す!で、2回電撃を浴びたら脱落ね!」
トレス「なるほど、面白そうだねぇ。早速やってみよう!」

ジャンケンで順番を決めた結果、リベル→ヒーロー→ファントム→トレスの順番になった。

リベル「じゃあ早速…あ〜、2とJokerかぁ。」
カードを戻して、ヒーローに装置を渡す。
ヒーロー「私のターンか!…お、2と1」

ビリリッ

ヒーロー「ぅあぁあぁぁぁ!!!!」
リベル「あ、ヒーローが電撃を浴びた!あと1回しかないよ〜?」
ヒーロー「くっ…なんて威力だ…!」
※大袈裟にリアクションしてます。

カードを戻して、ファントムに装置を渡す。
ファントム「次は我の番か。確か2g」

ビリリッ

ファントム「まだ引いてないだろうがあぁぁあ!!」
リベル「wwwww」
※めっちゃ笑ってるリベル。

ファントム「…今の電撃で何処に2があったか忘れた…。」
トレス「ありゃりゃ…」
結局引いたのは3と7。トレスに回す。
トレス「さて、ワタシの番だねぇ。確か2は…こことここさね♪」
トレスは覚えていたようで、2のカードを2枚引いて1ポイント獲得。
ファントム「そこにあったか…」
ヒーロー「まだだ!勝負はここからだ!」
トレス「それじゃあ次は、リベルの番だねぇ。」
リベル「よーし、私もg」

ビリリッ

トレス「痛ったぁああ!!??」
リベル「あっぶねぇwww」
リベルが受け取る前に放電。これでリベル以外全員あと1回で脱落。

リベル「じゃ、改めて私のターンだね♪…8とJokerか、なかなか揃わないな〜」
カードを戻してヒーローに回す。
ヒーロー「今度こそペアを引いてみせる!…9とJか、ハズレだったが場所はちゃんと覚えたぞ!」
ファントム「ほれ、早くその玉を渡せ。」
ヒーロー「あぁ!わかっ」

ビリリッ

ヒーロー「あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁぁ!!!!」
ファントム「何故我までぇぇえ!!!??」
渡すと同時に放電し、二人とも電撃を浴びる。
リベル「あっはっはっはwww」
そんな二人を見て腹を抱えて笑うリベルと苦笑いするトレス。

リベル「じゃ、あとはトレスだけだね?」
ファントム「よく考えたら、リベルだけ一度も電撃を浴びていないな…」
トレス「いや、待った!ワタシの残機をヒーローに渡すよぃ!」
訳:もう電撃浴びたくないねぇ。
ファントム「いや、いらんだろう。」
ヒーロー「トレス…!あぁ、わかった!私に任せろ!」
ファントム「バカか…?」
リベル「へぇ、面白いね?いいよ、かかってきなよ♪」
装置をリベルに回して、再開する。

リベル「それじゃあ、ココとココ!…QとJokerかぁ」
ヒーロー「よし、私のターンだ!…5と、J!さっきJを見たぞ!」
リベル「そうだっけ?」
装置がリベルに回ってきて、カードをめくる。

リベル「えーっと、Kと」

ビリリッ

リベル「わぁぁあ!!ちょっといいかもぉ☆」
ファントム「よし、リベルの残機は残り一つだ!」
トレス「いいけど、教育に悪いねぇ…。」

リベル「へへ…やってくれるじゃん。」
※ヒーローは何もしてません
ヒーロー「どうだ!これが絆の力だ!」
※何もしてません

リベル「でも、負けられないね〜…!さっきの続きから!…KとJoker!!」
ファントム「アイツいつもJoker引いてないか?」
ヒーロー「私のターン!…J!さっきこっちにもJがあっt」
その時だった。リベルがヒーローの装置を持ってない方の手を掴んで机に押さえつけて

ヒーロー「り、リベル!?」
リベル「まってヒーロー!髪にゴミがついちゃってる!!」
ヒーロー「いや、手を離してくれ!!」
※ズルい

ファントム「おい、ズルいぞ!」
トレス「そうだよぃ、ズrwww」
めちゃくちゃ見苦しい争いをしてるのを見て思わず吹き出すトレス。
リベル「ほら、とってあげるから!!」
ヒーロー「いや、自分で取れる!!それよりも手を離してくれ!!」
リベル「ほら、とってあげるから!!」
ヒーロー「いやだから、手を離してくれないか!!!」
リベル「ほら、とってあげるから!!」
ヒーロー「同じことしか言っt」

ビリリッ

ヒーロー「うああぁぁぁぁぁ!!!!」
リベル「よぉし!!私の勝ちだぁ!!!これが私の力だぁ!!」
ファントム「ズルをしただけだろう…」
ヒーロー「絆の力が敗れた…私は、ヒーローじゃないのかぁ…!」
トレス「安心しなよ、ちゃんとヒーローだからさ…w」




【公開情報003】
ダウンフォールのメンバーは二人一組で行動する。単独で動く先は、互いに感知できる範囲で動く。








青猫「あははは!めっちゃ面白いじゃん!!」
モニターがある部屋でリベル達の様子を見ていた青猫、文、アリスの三人。

青猫「にしてもやるねぇ、文ちゃん!気づかれずにカメラを仕掛けるなんてさぁ」
文「もちろんですよ、長年ブン屋をやってますからね!」
アリス「にしても、危ない組織って聞いてたのに結構平和ね。私達、毎回めちゃくちゃな終わり方してるのに…」

青猫「そうかな?結構優しい人ばかりだと思うけど〜…まぁいいや!去年は忙しくてほとんど書けなかったけど、また暇を見つけてボチボチ書いていくよ〜」

今年もよろしくお願いします

24/01/01 00:00更新 / 青猫

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