秋山駿編最終話「再告白」
―――12月24日創設祭会場内―――
秋山「…っと早くついちまったな…さーてとはるかちゃんと合流しようか確か約束だとツリーの近くだったはず…」
???「ごっめーん秋山さん!」
秋山「ん?はるかちゃんかどこ行ってたの?」
森島「本当にごめんね、ちょっとだけひびきちゃんのお店に行ってたの」
秋山「店?…ああ、おでん屋の事か」
森島「フフッ後で一緒に行きましょ?」
秋山「もちろん、今日は丸一日君に付き合うよ」
森島「そう、ありがと」
森島「さ〜てと、いよいよコンテストね」
秋山「そうだね…あ、そういえばさ」
森島「何々どうしたの?」
秋山「君は確かコンテスト二連覇だったよな」
森島「そうだけど、それがどうかしたの?」
秋山「なんで今年は出なかったんだ?」
森島「あ〜進路でそれどころじゃないらしいの」
秋山「らしい?君の事だよな?」
森島「もちろんそうよ?でもねぇ…私はあまり気にしてないんだけど周りの『お前はそんなに暇なのか?』って目が厳しくて…」
秋山「あーそれは仕方ないねまあ受験生だからしょうがないよ」
森島「そうね〜今日くらい羽目を外してもいいと思うんだけどなぁ」
秋山「そうかい、ならその分今日は思いっきり楽しまないとな!」
森島「ええ、思いっきり楽しみましょう!」
秋山「あ、そろそろ開会式だ行ってみようぜ」
森島「ええ!」
―――開会式―――
森島「ちょうど開会してたみたいね」
秋山「そうみたいだね…さすが絢辻さんだ」
森島「知り合いなの?」
秋山「ちょっとしたね…ん?あれは桐生さん誰かと待ち合わせでもしてるのかな?」
森島「そうね…ねね、まだコンテストまで時間あるからちょっと屋台を回らない?」
秋山「いいとも!」
森島「よ〜しそれじゃあ行きましょう!」
―――10分後―――
森島「おっこれから始まるみたいね」
秋山「そうみたいだね」
森島「フフッどんなかわいい子が出るのかな?」
司会「それではいよいよコンテストスタートです!それではエントリーh齡ヤ3年B組中村さんです!」
秋山「うわぁセクシーだな…」
森島「むむ、この子去年も出てたわね」
秋山「そうなの?」
森島「ええ、しかも去年より衣装がセクシーになってる今年のはレベルが高そうね」
秋山「そうかい…まぁ楽しんでな」
―――1時間後―――
森島「ふぅ〜どの子も可愛かったねぇ満足満足」
秋山「そうだね、どの子も可愛かった」
森島「誰が優勝するかな」
秋山「そうだねぇ…俺の直感だけど飛び向けてた子はいなかったかな」
森島「わぉ冷静な分析ね」
司会「皆様お待たせいたしましたいよいよ優勝者の発表に移ります!今年は例年以上に参加者が多く審査が非常に難しかったと思われます、そんな中このミス・サンタコンテストに優勝したのは…」
秋山・森島「したのは…?」
司会「2年B組伊藤香苗さんです!」
秋山「おぉあの子か確か梨穂子ちゃんの友人さんだったかな」
森島「知ってるの?」
秋山「まぁね、後で茶道部のお茶会に行く予定だし君はどうする?」
森島「私はこのまま式を見てるわ、またあとでね」
―――茶道部―――
秋山「おっとやってますね」
冴島「おお…秋山か、それに森島も一緒か」
秋山「はい…にしてもすごい客ですね、呼び込みでもやったんですか?」
冴島「思った以上に影響力が強かったようや…それはそれでええけどな」
秋山「さて…はるかちゃんを待たせたらいけないし俺は戻りますね、それじゃ」
冴島「せや、今甘酒を向こうで無料で配っとるのんでってくれや」
秋山「はい、分かりましたそれじゃ」
―――式場―――
秋山「はるかちゃんはどこいったかなーっと…」
警備員「森島さんならさっき教室に入られましたよ」
秋山「あ、そうですかありがとうございます…確か甘酒を配っているらしいから…ああ、いたいた梨穂子ちゃん!」
梨穂子「ああ、秋山さん甘酒いかがですか?」
秋山「二つほど貰うよ…それじゃまたね」
―――3-A教室―――
ガラッ
秋山「いたいたはるかちゃん」
森島「あ、秋山さん」
秋山「はいこれ、甘酒茶道部が無料で配ってたから」
森島「ありがとう…ふぅあったまるね」
秋山「そうだねぇ…」
森島「…ふふっ」
秋山「どうしたの?」
森島「こうして二人で甘酒をゆーっくり飲んでるとおじいちゃんとおばあちゃんになったみたい」
秋山「そうかい?」
森島「縁側でさ日向ぼっこしながらお茶を飲む仲のいい老夫婦みたいじゃない?」
秋山「そうかい…実は俺さ、スカイファイナンスの支店をここの近くに置こうと思うんだよそれでさ…不定期でいいから仕事手伝ってもらいたいんだよ」
森島「本当に?私でいいの?」
秋山「もちろんさそしてもう一つ…大学卒業したら俺と暮らさないか?」
森島「え?」
秋山「正確に言えば同居するって意味になっちゃうけど…まぁ君がよかったら、だけどね…駄目?」
森島「…ううん、もちろんOKよ!」
秋山「そう言ってもらえて何よりだ」
森島「…」ギュッ
森島はそのまま無言で秋山の左腕を抱きしめこうボソリとつぶやいた『ありがとう』と
秋山「なぁはるかちゃ、今日はずっとこのままでもいいかな?」
森島「うん!」
そう言って秋山と森島は雪が降る空とに移るクリスマスツリーを見続けた
―――秋山駿編終わり―――
秋山「…っと早くついちまったな…さーてとはるかちゃんと合流しようか確か約束だとツリーの近くだったはず…」
???「ごっめーん秋山さん!」
秋山「ん?はるかちゃんかどこ行ってたの?」
森島「本当にごめんね、ちょっとだけひびきちゃんのお店に行ってたの」
秋山「店?…ああ、おでん屋の事か」
森島「フフッ後で一緒に行きましょ?」
秋山「もちろん、今日は丸一日君に付き合うよ」
森島「そう、ありがと」
森島「さ〜てと、いよいよコンテストね」
秋山「そうだね…あ、そういえばさ」
森島「何々どうしたの?」
秋山「君は確かコンテスト二連覇だったよな」
森島「そうだけど、それがどうかしたの?」
秋山「なんで今年は出なかったんだ?」
森島「あ〜進路でそれどころじゃないらしいの」
秋山「らしい?君の事だよな?」
森島「もちろんそうよ?でもねぇ…私はあまり気にしてないんだけど周りの『お前はそんなに暇なのか?』って目が厳しくて…」
秋山「あーそれは仕方ないねまあ受験生だからしょうがないよ」
森島「そうね〜今日くらい羽目を外してもいいと思うんだけどなぁ」
秋山「そうかい、ならその分今日は思いっきり楽しまないとな!」
森島「ええ、思いっきり楽しみましょう!」
秋山「あ、そろそろ開会式だ行ってみようぜ」
森島「ええ!」
―――開会式―――
森島「ちょうど開会してたみたいね」
秋山「そうみたいだね…さすが絢辻さんだ」
森島「知り合いなの?」
秋山「ちょっとしたね…ん?あれは桐生さん誰かと待ち合わせでもしてるのかな?」
森島「そうね…ねね、まだコンテストまで時間あるからちょっと屋台を回らない?」
秋山「いいとも!」
森島「よ〜しそれじゃあ行きましょう!」
―――10分後―――
森島「おっこれから始まるみたいね」
秋山「そうみたいだね」
森島「フフッどんなかわいい子が出るのかな?」
司会「それではいよいよコンテストスタートです!それではエントリーh齡ヤ3年B組中村さんです!」
秋山「うわぁセクシーだな…」
森島「むむ、この子去年も出てたわね」
秋山「そうなの?」
森島「ええ、しかも去年より衣装がセクシーになってる今年のはレベルが高そうね」
秋山「そうかい…まぁ楽しんでな」
―――1時間後―――
森島「ふぅ〜どの子も可愛かったねぇ満足満足」
秋山「そうだね、どの子も可愛かった」
森島「誰が優勝するかな」
秋山「そうだねぇ…俺の直感だけど飛び向けてた子はいなかったかな」
森島「わぉ冷静な分析ね」
司会「皆様お待たせいたしましたいよいよ優勝者の発表に移ります!今年は例年以上に参加者が多く審査が非常に難しかったと思われます、そんな中このミス・サンタコンテストに優勝したのは…」
秋山・森島「したのは…?」
司会「2年B組伊藤香苗さんです!」
秋山「おぉあの子か確か梨穂子ちゃんの友人さんだったかな」
森島「知ってるの?」
秋山「まぁね、後で茶道部のお茶会に行く予定だし君はどうする?」
森島「私はこのまま式を見てるわ、またあとでね」
―――茶道部―――
秋山「おっとやってますね」
冴島「おお…秋山か、それに森島も一緒か」
秋山「はい…にしてもすごい客ですね、呼び込みでもやったんですか?」
冴島「思った以上に影響力が強かったようや…それはそれでええけどな」
秋山「さて…はるかちゃんを待たせたらいけないし俺は戻りますね、それじゃ」
冴島「せや、今甘酒を向こうで無料で配っとるのんでってくれや」
秋山「はい、分かりましたそれじゃ」
―――式場―――
秋山「はるかちゃんはどこいったかなーっと…」
警備員「森島さんならさっき教室に入られましたよ」
秋山「あ、そうですかありがとうございます…確か甘酒を配っているらしいから…ああ、いたいた梨穂子ちゃん!」
梨穂子「ああ、秋山さん甘酒いかがですか?」
秋山「二つほど貰うよ…それじゃまたね」
―――3-A教室―――
ガラッ
秋山「いたいたはるかちゃん」
森島「あ、秋山さん」
秋山「はいこれ、甘酒茶道部が無料で配ってたから」
森島「ありがとう…ふぅあったまるね」
秋山「そうだねぇ…」
森島「…ふふっ」
秋山「どうしたの?」
森島「こうして二人で甘酒をゆーっくり飲んでるとおじいちゃんとおばあちゃんになったみたい」
秋山「そうかい?」
森島「縁側でさ日向ぼっこしながらお茶を飲む仲のいい老夫婦みたいじゃない?」
秋山「そうかい…実は俺さ、スカイファイナンスの支店をここの近くに置こうと思うんだよそれでさ…不定期でいいから仕事手伝ってもらいたいんだよ」
森島「本当に?私でいいの?」
秋山「もちろんさそしてもう一つ…大学卒業したら俺と暮らさないか?」
森島「え?」
秋山「正確に言えば同居するって意味になっちゃうけど…まぁ君がよかったら、だけどね…駄目?」
森島「…ううん、もちろんOKよ!」
秋山「そう言ってもらえて何よりだ」
森島「…」ギュッ
森島はそのまま無言で秋山の左腕を抱きしめこうボソリとつぶやいた『ありがとう』と
秋山「なぁはるかちゃ、今日はずっとこのままでもいいかな?」
森島「うん!」
そう言って秋山と森島は雪が降る空とに移るクリスマスツリーを見続けた
―――秋山駿編終わり―――
14/12/31 23:43更新 / アンフィニ