―――１２月３日輝日東ビル内―――

桐生「寝てろぉ！」バギッ

ヤクザ「ぎゃああ…」バタッ

秋山「そりゃっ！」ゲシッ

ヤクザ「グエッ！」フラッ

秋山「もういっちょ！」ダダダッ

　　　　〜〜ドロップキック！〜〜

秋山「喰らえ！」ズゲシッ

ヤクザ「ぐほぉォォォ！」ドサァァ

秋山「さてこの部屋も殲滅しましたね…しかし広いビルだなあホント、いつ終わりが見えてくるか分かりませんね」

桐生「そうだな」

秋山「どうです？昔の自分、思い出しました？」

桐生「まぁな…ん？」

秋山「分かれ道…ですかしかも丁度二つ…そうですね、ここは二手に分かれますか」

桐生「ああ、俺は左に行くお前は右に行け」

秋山「分かりました、お互い死なないように頑張りましょう、それじゃまた後で」

桐生「ああ…」

ヤクザ「いたぞ侵入者だ！」

ヤクザ「クソっ…たった一人でここの構成員を壊滅させるなんて…」

ヤクザ「でも、ここまでだ！」

ヤクザが桐生を囲む

桐生「ふっ…昔の俺を思い出すな…」

　　　　〜〜スタイル変更・壊し屋スタイル！〜〜

桐生「フン！」ドスン！

桐生がしこふみをした瞬間地面が揺れる

ヤクザ「オラァ！」

ヤクザを桐生に殴りかかるがすさまじい反撃を受ける

桐生「オラァ！うっしゃぁ！」バギィッ！バギショッ！

桐生はとっさに近くにあった机を掴み殴る

ヤクザ「うぎゃぁぁ！」

桐生「オォォッラァ！」ブン！

ヤクザ×２「ウガァァァァ！」どーーん！

机をヤクザ二人に投げつけて直撃させる

桐生「若いころの喧嘩スタイルでもいいもんだな…」

　　　　　〜〜スタイル変更・チンピラスタイル！〜〜

桐生「行くぞ！」

桐生は指と首の骨を慣らした後最深部まで走っていく

　　　　　―――地下二階―――

桐生「邪魔だ！」バゴォ！

ヤクザ「うぎぃぃ！」

　　　　〜〜ドロップキック！〜〜

桐生「オォォッラァ！」ドゴオォ！

ヤクザ「ホンギャァァァ！」ドタァッ

桐生「どけぇ！」ガシッ

桐生は即座にドロップキックしたヤクザの足をつかむ

ヤクザ「へ？」

桐生「ウゥゥッラァ！」ドガァン！

ヤクザ「ぎぇえええ！」

桐生は勢いよく鍵のかかったドアに叩きつけて開ける

？？？「！誰？」チャキッ

桐生「待て、絢辻俺だ」

絢辻「！桐生さん」

桐生「森島はどうした？」

絢辻「どうやら別の部屋になった見たい…ねぇ、ここに来るとき分かれ道がなかった？」

桐生「…あったな、もう一方は秋山が行っている戻って、行くぞ！」

絢辻「ええ！」

桐生「(秋山…無事でいてくれ！)」

　　　　　　―――第十八話終わり―――