連載小説
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第1話 まずはマシンをつくろう
同じ大学に通う凛と花陽。休日に市街地を歩いていると、タミヤショップが開催するミニ四駆の大会が目についた。
なぜかそのマシン達の走りに心ひかれた2人は、マシンを買いにタミヤショップに駆け込んでいく。
そこで2人が選んだマシンとは・・・


凛「ふんふふ〜ん♪」

凛と花陽が手をつなぎながら町並みを歩いていたときのことだった。

ガアアアアアアア


花陽「?」

花陽が突然足を止める。

凛「どうしたの、かよちん?」
花陽「なんだろう、アレ?」

2人は音がした方を覗き込む。するとそこには・・・

3レーンのコースに、速いマシンが走っていた。

凛「ミニ四駆・・・?」

そう、とある模型店がミニ四駆の大会を開催していたのだ。

花陽「これ、楽しそう〜」
凛「ミニ四駆かぁ〜、凛、ちょっと興味あったにゃ」
花陽「そうなの?実は私もなんだ〜」
凛「おっ、かよちんも?じゃ〜あ、この際だし、一台買っちゃう?」
花陽「えっ!?」
凛「いいでしょ〜、マシンの一台くらい、安いんだし♪」
花陽「ん〜、そうだね、じゃあ、買っちゃおっか♪」

そして凛は花陽の手を引き、タミヤショップに入る。

花陽「えーっと、ミニ四駆は、ミニ四駆は・・・」
凛「あったにゃ〜、ミニ四駆はここにゃ〜」
花陽「おっ、どれどれ〜?」

そこには沢山の種類のマシンが並んでいた。
あたりめーだろタミヤショップなんだから

凛「どれも・・・」
花陽「カッコいいから迷う・・・」

一台一台マシンを見ていき、お気に入りを見つけようとする。

凛「ビークスパイダー、アスチュート、ビクトリーマグナム、マックスブレイカー・・・」
花陽「シャドウブレイカー、ヴァンガードソニック、ネオトライダガーZMC・・・」


凛・花陽「う〜〜〜〜〜〜ん」


そのとき、凛が2台のマシンに目をつけた。

凛「あ、かよちん、これがいいでしょ、これ」
花陽「ん〜?どれどれ〜?」

そこにあったのは、ソニックセイバーとマグナムセイバーだった。

凛「この2台にすれば、凛とかよちんはセイバーでお揃いにゃ♪」
花陽「おお〜、いいコンビになるね、じゃあコレにしよっか♪」

そして凛がマグナムセイバー、花陽がソニックセイバーを手にした。

凛「こっちに売ってるのは何だろう?」
花陽「グレードアップパーツ?」
凛「速くするためのものかな?こういうものでお金かかっちゃいそうにゃ〜」
花陽「試しに安いのから買ってみようかな?」
凛「おっけー、じゃ〜あ・・・」

キットにもともとついているパーツよりも性能の良く、安めのものを
厳選して手にしていった。

店員「ありがとうございました〜」
凛「よ〜し、帰ったら早速、組み立ててみるにゃ〜♪」
花陽「凛ちゃんのマシン、楽しみにしてるよ♪じゃ〜ね」
凛「じゃ〜ね、また〜」

家に帰った二人は、早速自分の部屋に入り、マシンの箱をあけた。

花陽「で、できるかなー・・・」

花陽は、まずもともと入っているキットを組み始めた。

花陽「あ、意外とイケる・・・かも?」

凛「かよちん、マシンできたかなー?」

凛は、グレードアップパーツ含めマグナムセイバーを組み終えた後であった。

凛「LINEおくろっと」
(マシンできたー?」

花陽「おっ?」
(もうちょっとだよー)

花陽のマシンは、グレードアップパーツに交換すれば完成する状態だった。

花陽「これを組んで、と・・・よし、できた!」
(できたよー)

凛「おっ、画像送られてきた」
(これタイムラインにのせよ?)

花陽(おっけー)

2人は、完成した2台のセイバーをタイムラインに載せ、μ’sメンバーだった
皆に見せられるようにした。

凛(よーし、明日かよちんと競争するにゃー!)
花陽(凛ちゃん、負けないよー!!)

2人のマシンの画像にいち早く目をつけたのは、同じ学年の真姫だった。

真姫「あら、この2人ってば・・・ふふふ」

16/08/12 23:19更新 / マグナム
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