【よいこのとしょかん】
最終話
作者:銃太郎さん


図書館へ連れ戻された葉月には更なる恥辱に満ちた肉の試練が待っていた。

葉月は書架がずらりと並んだ間の長い通路に連れて行かれた。
そこには柱に一本の縄が葉月の股の位置より僅かに上の高さで結び付けられていて、そこから通路に沿って真っ直ぐ水平に延びていた。
その縄のもう一方の端は図書館の薄暗がり呑まれて葉月には見通せないので、一体どれだけの長さなのか見当が付かない。
縄には20センチ間隔で結び目が作られていて、さらにオイルかローションが塗られているかのように薄明かりの中でぬらぬらとした光沢を放っていた。

「さあ葉月〜、これをまたいで〜。」

「い…いや」

「わがまま言ったらダメよ葉月ちゃん、この先にご褒美があるんだから頑張らなきゃ。(ニコッ)」

初美に笑顔で言われたら葉月は逆らえない。
渋々縄を跨ぐと葉月は再び後ろ手に縛られ、胸が繰出るように上半身も縛り上げられた。
更に両足首と太腿に鎖で繋がれた革の足枷をはめられ、縄を跨いだ状態から逃れられなくされ、最後にボールギャグで口を拘束された。

「さ〜てと、仕上げは〜…えいっ!」

リリスが手に持った鞭を一振りすると、通路に張られた縄を取り囲むように鏡の壁と天井が出現し、葉月達は長い鏡貼りの回廊に閉じ込められた格好になった。
そればかりか葉月の正面と背後にも鏡の壁が現れた。どうやら縄は鏡の壁を貫通して奥まで続いているようだ。
そして葉月を取り囲んだ鏡には拘束された葉月の美しくも惨めな全身が映し出された。

「んーんーんー」

葉月は自らの辱められた惨めな姿を見せ付けられて恥ずかしさのあまり首を激しく左右に振りながら身もだえした。

「とっても綺麗よ葉月ちゃん。
どう?…恥ずかしいの?許して欲しかったら端っこまで歩いてね。終点に着いたらご褒美をあげるよ。」

初美が天使のような笑顔で命令して鎖をぐいっと引いた。

「んむっ…」

葉月はよろけながらゆっくりと足を踏み出した。
股間に食い込んだ縄が葉月の秘裂を擦り上げる。少し進むと結び目のこぶが硬くなったクリトリスを襲い、敏感な場所をぐりぐりと辱める。
この刺激は何度も何度もイカされておまんこがすっかり敏感になっている葉月に耐え難い程の快感を与え、全身がぶるぶると震え出すのがわかった。
葉月がどちらを向いても視界に鏡が目に入るので、責めを受ける自身の姿を強制的に見せ付けられる恥辱から逃れる事が出来ない。
ピンクの薔薇の花びらのような唇は口枷によって無惨に押し広げられ、塞がれて言葉を発する事も出来ない。
豊かで形のよい乳には上下に縄が食い込み、その大きさを更に強調するように絞り上げられていた。
その膨らみの頂にある突起はぴんぴんに勃起して早くいじめて欲しいと訴えかけるかのようだ。
誰もが憧れる美しい顔は淫らに上気し、絹のように柔らかくてすべすべの肌もうっすらピンク色に火照ってじっとりと汗ばんでいる。
何度もイカされ極限まで感度の高まった秘裂は、食い込む縄に残酷に責めあげられてはしたない汁をダラダラ滴らせ、その流れ出した汁は二筋の川となって両方の内股を伝い、足元をぬらしていた。

(こんな…恥ずかしい事されて…いや…ボク…何てイヤラシイ顔…なんて恥ずかしい格好…でも…すごい…きれい…
イヤなのに…本当はイヤじゃない…縛られて虐められて…気持ち…いい…)

葉月が辱められる自分自身に陶酔し始めている事は、うっとりとして潤んだ目の輝きと荒い鼻息が物語っていた。

葉月がゆっくりと前進するにつれて正面と背後の鏡も前方へ移動して行くので、葉月は己の辱められる姿を見せられる屈辱から逃れられず、それが被虐感を葉月に与え続ける結果となっているのだ。

葉月は結び目がクリトリスを虐めるたびに口枷の下で淫らなうめき声を上げながら進んだ。

「んく…ん…」

しかし5メートルも進まない内に葉月は立ち止まり、太腿を擦り合わせて上体をのけ反らせて全身をぴくぴく痙攣させてしまった。

「あ、葉月ちゃんまたイッちゃった。」

「ダメじゃない葉月〜、休んでる暇は無いのよ〜。
ハイさっさと歩く!」

リリスが鞭で葉月の尻をぴしゃりとたたく。
葉月は身体をビクッとさせて甲高く呻いていやいやをしたが、首輪に繋がれた鎖を初美が容赦なく引っ張るので渋々歩き出した。

細長い鏡の檻に甘い呻き声と鞭と鎖の揺れる音だけが響く。
葉月はイッては立ち止まり、その度に鞭打たれて歩き出す、を何度も何度も繰り返させられた。
こすれる縄に残酷に虐め抜かれ、葉月のラビアとクリトリスは痺れて感覚が麻痺しつつあった。
入口だけを責められ散々焦らされた葉月の肉体は、さっき公園で男達に犯されたように硬くて熱い物で身体の中を激しく掻き回される事を待ち望んでいた。
しかしこの拷問は果てしなく続くように葉月には思われた。

「んー…んむんん…(もう…許して…)」

葉月が口枷の下で悲痛なうめき声を上げたその時だった。

「は〜い!とうちゃく〜!」

リリスが妙に明るい声で宣言した。

脚の拘束を解かれ股間を許された葉月は、疲労と安堵から気を失い、初美の胸に崩れ落ちた。

「お疲れ様。葉月ちゃんはホントに頑張り屋さんだね。」

初美が優しく葉月を抱き留めながら黒髪に口づけた。
「ほんと〜、すっかり快感に素直になったわね〜。。あんたを探して旅してた頃とは別人みたい〜。」

「お姉ちゃんが調教のやり方教えてくれたおかげだよ。」

「ま〜ね〜。リリスちゃんは葉月はこ〜ゆ〜素質があるって気付いてたからね〜。」

威張るリリス。

「えー、私だって葉月ちゃんがオナニストで変態くらいわかってたよー。それにお姉ちゃんだって…」

すねるイブ。

「はいはい、あたしも葉月に負けず劣らずの変態だって言いたいんでしょ〜?
でも魔界ではこれが普通なのよ〜。
…さてと〜、そろそろ仕上げと行きますか。」

「そうだね。いよいよお待ちかねのご褒美だよー葉月ちゃん。」

二人は眠る葉月を抱き抱えて本の森の中へと消えて行った。




図書館の奥の一画
天蓋付きの大きなベッドに葉月は身を横たえていた。
口枷と後ろ手に回された腕はそのままに、亀甲縛りに緊縛し直されて転がされ、そのまま放置されて既に1時間が経過していた。
既に葉月は興奮の極限に達して体中が痺れていた上に、両足も太腿から足首まで何箇所も縛り合わされているので立ち上がる事もできない。

(あん…こんなにきつく縛られて…食い込む…ああ…初美…ボク…もうダメ…早く来て…もっと虐めて…)

葉月が縄を少しでも緩めようと身をよじると股間に回された縄が朱く充血した敏感な秘裂を締め付け、身体の中を快感が走る。
あまりの気持ちよさに腰を前後左右に動かして自ら更なる刺激を求める葉月。
少しでも身体を動かすと、その動きが縄が全身にギチギチ食い込み、更にその動きが股縄に伝わり陰部をいやらしく辱める。
葉月が苦痛と快感で悶えれば悶える程、自分で自分を虐め続ける淫虐の無限ループに堕ちて行くのだった。

「ふー…ふー…ふー…」

しかしいくら自虐の快感を味わっても肉体の疼きは満たされない。
己の淫らな欲望を埋めてくれる何かを葉月は待ち望んでいた。縄もバイブも幾人もの男達でさえも埋められなかった何かを…


「葉月〜お待たせ〜!」

明るい声と共にイブとリリスがようやく現れた。

「ごめんね、準備に手間取って遅くなっちゃった。
あのね…実は葉月ちゃんに見せたいモノがあるの…」
イブが恥ずかしそうに赤面しながら言う。

【ピラッ】

二人が同時にスカートをめくり上げるとそこには太くてグロテスクな勃起したチンコがパンツからはみ出してびくびくと脈打ちながらそそり立っていた。

「凄いでしょ〜。あたし達から葉月へのプレゼントよ〜。」

リリスが自慢げに言う。
神族である二人は自身のソーマを使って肉体を自由に変形させられるのだ。
その能力を使って葉月を犯す為のチンコを生やしたのだった。

「んーんーんーんー」

それを見た葉月は激しく縛られた身体でのたうつ。

「葉月ちゃんすごく嬉しそう。お姉ちゃん、早くしてあげよ?」

二人は全裸になると葉月の両側から乳房を責め始めた。
乳首を吸ったり噛んだり舌で転がしたり、乳房を優しく激しく揉みしだいたりする二人。
更にリリスは葉月の臍の下の縄がY字になった部分に手を掛けて股縄をぐいぐいと上下に動かす。

「んっんっんっ…」

葉月が苦しそうに首を左右に激しく振る。

「お姉ちゃん、葉月ちゃんもうダメみたい。」

「そうね〜。そろそろいいかな〜、お口許してあげるね。」

リリスによって葉月の口枷が外された。

「ハアハアハア…もうダメ…ハアハア…お願い…許して…」

葉月が息も絶え絶えに懇願する。

「葉月ちゃんこれが欲しいの?」

イブが巨大な肉棒の先を葉月の乳首にこすりつけた。

「あん…それ…欲しいのぉ…おちんちん…ちょうだぁい…」

「じゃあ〜、葉月がどうして欲しいかはっきりおねだりして〜。」

「あ…初美の…リリスの…おっきいおちんちんで…ボクの…どろどろに濡れた…いやらしいおまんこを…掻き回して下さい…」

リリスに命じられるままに葉月はいやらしい言葉を口にした。

「よく言えました。脚も許してあげるねわ。」

イブは縄が解かれ自由になった葉月の脚を開かせると、両の内股に優しくキスした後、膝から脚の付け根にかけてゆっくりと至田を這わせる。
葉月はだたをこねるようにうんうん鳴いている。
イブはひとしきり鳴かせた後、愛液を吸ってじっとり濡れた股縄を除けて熱い肉棒を葉月の秘肉を割り裂いてぐぐぐっと侵入させた。

「あはあ…入って来る…初美のおチンポ…太…硬いよ…」

しかしイブはを半分程挿入させると、腰をぴたりと静止させてしまった。

「あ…どうして…もっと…奥まで…」

葉月はじれったそうに腰を前後に振りながら、もっと激しく突いて欲しいと願った。

「葉月ちゃん、動いて欲しいのね。なら誓う?私とお姉ちゃんの奴隷になるって。」

「な…なる…奴隷に…なります…二人の…お姉様達の…肉奴隷になります…」

葉月がせつない声で二人に隷属を誓った。

【ズンッ】

葉月が言い終わると同時にイブがいきなり肉棒を根元まで埋め込んで激しく中を掻き回し始めた。

「はうっ…ああん…激しい…いい…初美のおチンポ…オマンコ…いい…奥まで届い…いいのぉ」

歓喜の声を上げる葉月。

「いや〜んお姉様だって〜、2人目の妹になってくれるのね。うれしい〜。」

リリスは一人で喜んでいた。

「リリスのも…ボクの…お口に…ちょうだぁい」

葉月がおねだりしたのにはっとして、リリスもチンコを葉月の口に押し込んだ。
「ああん…葉月の舌…気持ちいいの〜」

(ボク…初美と繋がって…一つになってる…)

オマンコと口を同時に犯されながら葉月の瞳は幸せそうにうっとりとしていた。

「お姉ちゃん…私…イク…」

「あたしも…イキそう〜」

「葉月ちゃんも…イキたそう…」

「あああ…あああああん」

三人は同時に絶頂に達し、イブとリリスは葉月の口と膣内に熱い精液を放った。

「ハアハアハア…こんくらいじゃまだまだ許さないわよ〜…今日は何度でも逝かせてあげるから覚悟するのよ〜。」

「はい…もっと…もっと…犯して…めちゃめちゃに虐めてぇ…ボクをザーメンまみれにして…お願い」

発情した牝と化した葉月…もうあの凛々しいセーラー服の少女の面影はなかった。
ただ肉の快楽に身を委ねる牝奴隷の姿がそこにあった。


次に葉月は胸の縄を持って起こされ、ベッドの上で膝まづかされて前をリリス、肛門をイブに責められた。

二本挿しされて喘ぎまくる葉月。

「ああ…葉月ちゃんの膣…きゅうきゅう締め付けて来て…吸い付いて…気持ち…いい…」

「そ…うね〜…葉月…最高の身体よ〜…あ〜んお尻きつい〜…」

「ああ…奥でチンポが…当たって…ゴリゴリって…」
「こんなに汁まみれになって…葉月ちゃんってホントにいやらしい子だね。」

「ボクは…葉月はぁ…いやらしい奴隷です…おチンポがないと生きて行けない…淫乱な牝犬ですぅ…」

自ら腰を狂ったように振って更に激しい快感を貪る葉月。

「今日…か…ら…あん…葉月はこの…図書館で…ずっと暮らすのよ〜。」

「そうよ…毎日こうして…あ…いい…虐めてあげるわ…」

「もうぜ〜たい逃げられないんだからね〜。」

「あはぁ…お姉様ぁ…お願い…二度と葉月を一人にしないで…永遠にお姉様の奴隷で居させて…」

「うん、葉月ちゃんは永遠に私達の奴隷だよ。」

「そうよ〜。葉月は大切な妹だもんね〜。たっぷり可愛がってあげる〜。」

「嬉しい…ああ…またイク…ああああ…」

それから葉月は何度も何度も二人の姉に犯してくれるよう求めた。
二人は求められるままに葉月の中に溢れ出す程の愛を注ぎ込み続けた。

愛と淫虐の宴はイブとリリスが疲れ果てて気絶するまで何十時間も続いた。

何十回…いや何百回イかされたのだろう…気がつくとイブとリリスは葉月の両側で肩に寄り添ってかわいい寝息を立てていた。


ずっと初美を束縛したかった…だが相手を縛りたいという気持ちは相手に縛られたい気持ちと紙一重なんだ。
そんな事を葉月は思っていた。

捕われて自由を奪われ奴隷に堕ちてしまった葉月。
だがそうなることで初めて本当の自分になれた気がした。
二人がそれに気付かせてくれたのだ。
自由は奪われてもそれ以上の物を二人は与えてくれた。
何人の男達とセックスして身体の穴を埋めても何故か心には大きな穴が空いたままだった。
その訳を初美が、そしてリリスが教えてくれた。

葉月は両肩に寄り添って眠る二人の髪の匂いを嗅いだ。
そしてこれから始まる被虐と快感の日々への期待に胸を震わせた。

「お姉ちゃん、ボク、幸せだよ…また一緒に暮らせるんだもの。ありがとう…お姉ちゃん。」

葉月が二人の無邪気な寝顔にそっと唇を寄せる。

ずっと昔から埋まらなかった心の穴が今ようやく埋まった。


おわり


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